疾風魔法大戦 (ハヤカワ文庫)

  • 早川書房 (1998年8月19日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (352ページ) / ISBN・EAN: 9784150202507

みんなの感想まとめ

ユーモアとファンタジーが絶妙に融合した物語が展開され、思わず笑いがこぼれる作品です。1200年の冬眠から目覚めたヴァイキングたちが現代社会で企業社長として悪の魔法使いに立ち向かうというユニークなプロッ...

感想・レビュー・書評

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  • 著者は、英国ではユーモア・ファンタジーの第一人者らしいです。 
    女性考古学者ヒルディがスコットランドで発掘した遺跡には、ヴァイキングの大型船が完璧な形で保存されていた。 
    そこには、邪悪な魔法使いの王の魔手から世界を守るため1千年にわたる長い眠りを続けていたヴァイキングの英雄たちがいたのだった・・・  
    ん~とにかく、ヴァイキングの英雄たちの名前が長くて覚えにくい。 
    ユーモアもそれほどでもなく なんか平坦。 
    結局、この一冊以降翻訳本が世に出ていない事実が推して知るべきでしょう。 

  • 古書購入

  • 2015年1月26日読了。図書館のリサイクル本コーナーにあったもの、「ユーモア・ファンタジイ」ということであまり興味はなく読み始めたが結果的にとても面白かった。1200年もバイキングの遺跡とともに冬眠していた英雄たちが現代社会で企業社長となり世界征服を企む悪の魔法使いに立ち向かう、というプロットで、北欧/現代のギャップギャグや翻訳文では分からない英語の駄洒落などをさんざんかましてくれるが、読み進めているうちに気にならなく・段々楽しくなってくるのは構成がすぐれているからなのかな?後書きによると著者は「銀河ヒッチハイク・ガイド」のファンらしく、なるほど分かる気もする。機会があれば他の著作も読んでみたい。

  • ……なんちゅうタイトルだ、この本は。と思って購入。その結果が大当たり。
     物語のラストか本当に素敵で気が利いているので、くれぐれも結末を最初に読んだりすることのないように。

     駆け出し女性考古学者ヒルディ(いやもうこれだけでツボった(笑))が、スコットランドで発掘した遺跡に保存されていたのは、盗掘一切なしの、完璧なヴァイキングの大型船。
     そして船の中には財宝……ではなくて、13人のヴァイキングの死体。否、悪の魔法使いの王と戦うことを運命づけられて眠りについていた13人の戦士たち(!)。
     1000年前の知識と服装と言葉づかいのまんま、現代によみがえった戦士たちは、浦島太郎どころの騒ぎじゃありません。畢竟、ヒルディは彼らの世話を焼いて走り回ることになり、気がついたら「地上の星」ロルフ王の顧問に。
     そして更に気づいてみると、論文の締切より先に魔法使いの王との対決の時が迫りくるではないか……!

     とくるとノリだけのユーモアファンタジーのようですが、考証もしっかりしているし、また、北欧の知識がなくてもすらすら頭に入ります。
    そしてなにより、出てくる人々が魅力的なので、一気に読み進むことができました。大当たりだった一冊。
     話の都合、続編を期待できないので、この魅力的な人々が一冊こっきりというのは惜しいような気もするけれど、へんにだらだら続いてへたれてしまうよりはマシなのかもしれません。

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