伝説は永遠に ファンタジイの殿堂 (1) (ハヤカワ文庫FT)

アンソロジー 風間賢二 ロバートシルヴァーバーグ スティーヴン・キング ロバート・シルヴァーバーグ オースン・スコット・カード レイモンド・E.フィースト

• 早川書房 (2000年10月13日発売)

感想・レビュー・書評

[Στέφανοςさんの感想 · 2019年5月4日]

解説：風間賢二、原書名：LEGENDS(Silverberg,Robert)
序(ロバート・シルヴァーバーグ/風間賢二)◆〈暗黒の塔〉エルーリアの修道女(スティーヴン・キング/風間賢二)◆〈マジプール〉第七の神殿(ロバート・シルヴァーバーグ/森下弓子)◆〈アルヴィン･メイカー〉笑う男(オースン・スコット・カード/友枝康子)◆〈リフトウォー・サーガ〉薪運びの少年(レイモンド・E・フィースト/岩原明子)

[quickbenさんの感想 · 2008年2月14日]

人気ファンタジー・シリーズの外伝を集めたアンソロジー。第１集のこの巻には、キングのダークタワーからローランドがまだ若い頃の悲恋譚「エルーリアの修道女」、シルヴァーバーグのマジプール年代記から教皇ヴァレンタインが遭遇する事件について語られる「第七の神殿」、O・S・カードのアメリカ歴史改変ファンタジーであるアルヴィン・メイカー物語から「笑う男」、R・E・フィーストのリフトウォーサーガから「薪運びの少年」の四作品が収められている。

この巻で自分が一番面白かったと感じたのは、カードの「笑う男」。アルヴィンとアーサーの飄々とした掛け合いが楽しい。シリーズを未読なのにこれだけ引き込まれたのは意外だった。本編は角川で邦訳が出ているようなので是非読んでみたい。

[nekokichi2009さんの感想 · 2003年10月1日]

03mmdd読了