ゴブリン娘と魔法の杖 (ハヤカワ文庫FT)

  • 早川書房 (2003年10月24日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (592ページ) / ISBN・EAN: 9784150203474

感想・レビュー・書評

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  • タイトルこそ『ゴブリン娘と魔法の杖』だが、実はパーティは二組ある。
    一組はゴブリンのグウェニイ、翼のあるセントールのチェ、異世界から来たエルフのジェニーと猫のサミー。
    そして、どっちかって言うとこちらの方がメインだったのではという、新たな連れ合いが欲しい女人魚のメラと、物語の主要人物なみの幸運が欲しい人食い女鬼のオクラ、沼カワウソの育てられ自分の運命を知りたいと願う人間のアイダ。

    この二組の話が交互に語られ、やがて一つに交わるわけなんだけれども、さすがに結末はわかるわけです。
    今までずっとハッピーエンドだったし、登場人物の願いはかなえられてきたのだから。
    ところが今回、ジェニーの部分だけ落とし前がついていない。

    ジェニーは異世界を懐かしんではいるが、必ずしも戻りたいと思っているわけでもない。
    けれど、親友のグウェニイはもう一緒に遊べる立場ではなくなったし、グウェニイの代わりにハンフリーのもとで一年奉公しなければならないので、彼女の場合はハッピーエンドとは言えないんだよなあ。
    これは次回への布石なのだろうか。

    そしていつも、このシリーズをディズニーあたりでアニメ化すればいいのにとずっと思っていたのだけど、今回谷山浩子の解説を読んで少し可能性を広げることにした。

    ”どのくらい好きかというとモンティ・パイソンや小津安二郎や諸葛孔明と並べてもいいと思うくらい、つまり最上級に、これ以上ないってくらいに、とにかくめちゃくちゃに好きだ。”

    モンティ・パイソンか…。
    じゃあ、実写でもいいね。
    実写の中にアニメ(またはCG)で、でも。

    誤解のないように書いておくと、これは作品に対する賛辞ではなく、女悪魔メトリアが変装したマッチ売りの少女ウオゥ・ビタイドのことである。
    と言われましても、何のことやら、とお思いでしょうが、この作品はあらすじや断片では絶対に伝わらない面白さで貫かれているのである。
    多分今の子どもたちにはこの本を文字で読み通せる読書力も時間もないだろうから、アニメ化または実写化を望むのだけれど。

  • 相変わらずくだらなくて冒険がいっぱいのややこしい物語です。
    人魚に人食い鬼、ゴブリン族と翼のあるセントールに
    眼鏡をかけたエルフ、悪魔とナーガ族の王女と王子に
    ドラゴンと、魔法の生き物が大活躍。ようやく情報の
    魔法使いハンフリーが復帰したので、いつもの調子が
    戻ってきました。めでたし、めでたし?

    ちなみに原題は「The Color of Her Panties」と、なんとも
    あられのない題名が付いています(^▽^;)

    http://www.amazon.co.jp/Color-Her-Panties-Xanth-Novels/dp/0380759497/ref=sr_1_11/503-0470825-7928701?ie=UTF8&s=english-books&qid=1193651600&sr=1-11

    表紙絵はやっぱり原著の方が創造力をかき立てられて良い
    ですねぇ。エルフのジェニーの猫は、かなり巨大すぎる
    ような気もしますが(笑)

  • ザンスシリーズ 15冊目

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