あたしのなかの魔法 (ハヤカワ文庫FT)

  • 早川書房 (2009年2月6日発売)
3.50
  • (7)
  • (11)
  • (15)
  • (4)
  • (1)
本棚登録 : 89
感想 : 19
サイトに貼り付ける

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

Amazon.co.jp ・本 (432ページ) / ISBN・EAN: 9784150204884

みんなの感想まとめ

物語は、夏の光のようにめまぐるしく展開し、読者を引き込む魅力を持っています。最終巻では新たな挑戦が感じられ、物語の進行に伴い、楽しさが増していく様子が描かれています。しかしながら、期待していたファンタ...

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 大団円かと思いきやなーんか含みのある終わり方しやがったー!!!
    魔法を持つこと(それは私たちのいるこの世界であまりにも優れすぎた才能を持つことに似ているのかもしれない)、魔法を欲しがること、魔法を失った自分。そういうのがぐるぐると迫ってきて楽しかった。
    トムだけがマジックちゃんの秘密に気づくのも、トムが魔法の力を残したのも、絶妙だと思う。
    ダニーとのこともあっさりしとるなー。そんなもん?
    ファンタジーの中に、ミアもサラフィナも正しい母親ではなかった…みたいな重たい現実をズドンと落っことしてくるのが良かった。あと人種が多岐に渡ってるのがとても好きだし、あんまりファンタジーで見ない設定ばっかりだな、と新鮮でした。もう肌の色もどこの国の出身かもどうでもいい時代が来てるんだろうな。
    リーズンとミアはサラフィナのために命張ってるのにトムとJ・Tはいちゃこらしていてなんかなー!ってなった。

    ただ14歳の主人公が出産しちゃうのはどうなのー?と思いました。

  • 怒涛のてんか…ええー?!いいのそれで。いやまあ…そう…うん、そうか…
    という感じの最終巻。
    めまぐるしい夏の光の乱舞に似た印象。

  • よく分からないまま話がどんどん進むけど、続きが気になって一気に読めてしまった。
    魔法の持つ魔力、魅力、それに魅せられてしまう人間。
    なんか、最後の最後でいろいろ考えさせられた。

  • 最後に来て失速してしまったような感じ。
    面白いのは面白いんだけど、期待してたものとはちょっと違ったかな。
    リアリティを付与する場所が、ちょっと違う気がする。

    「新しさ」に挑戦していたことは素晴らしいと思う。
    ただ、最後にその「魔法」が「日常」に埋没してしまったのが残念。
    もっとこう、"fantasy"らしい終わり方があったんじゃないかと。
    でもまあたぶん、ぼくが堅苦しい懐古主義の持ち主だから、ってのが一番大きいんだろうなとは思う。

  • 【あらすじ】
    魔法を使って若くして死ぬか、それとも使わずに正気を失ってしまうか―究極の選択を迫られたあたしたちを襲ったのは、何百年も生きつづける遠い祖先、ラウル・カンシーノだった。ラウルはあたしに、莫大なカンシーノ家の魔法を与えた。この力があれば、みんなを救えるかもしれない…だけどカンシーノの魔法は、あたしを人間ではない何かに変えはじめていた!オーストラリア発YAファンタジイ、衝撃と感動の完結篇。

    【感想】

  • 寝る前にちょっとだけ読むつもりが、夜更かししてしまった…。
    3部作最終巻。巻を進めるごとに楽しくなる話だった。

  • 魔法とは結局なんだ?

  • タレントは、本当にギフトなのか?
    そういうお話でした。

    トムの決断と最後のどんでん返しは、ちょっとびっくりしたけど、今回のこの選択が本当に正しかったかどうかなんて、作者にだってわからないのもしれないので、この余韻を残した終わり方は、面白かったです。

    その分、切れ味というか、爽快さは2巻目よりも弱くなっている気がしますが、地に足をつけて生きるというのは、そういうことかもしれません。

  • -

  • 魔法の扉からこちら側に侵入しようとした強力な魔力をもつ人物、それは、死んだはずのリーズンの祖先、ラウルだった。彼から尽きることのない魔力を授かったリーズンだが、その力は、彼女から人間性を徐々に奪い…。
    無限の力を得たリーズン、その力を奪おうと狙うジェイソン、命の灯が消えかかっているJ.T、ジェイソンに誘拐された母サラフィナ。リーズンは、授けられた強大な力で、みんなを救うことができるのでしょうか。友情や家族との確執、魔法が秘める無限の力、それらを乗り越え、自分がもっとも必要としているものを選びました。三部作最終譚。

  •  Magic or Madness シリーズ第3巻。3部作の完結編。

     これを読んで、魔女の宅急便の「魔女は血で飛ぶ」という台詞を思い出した。いや全く違う話なんだけど。あの台詞を聞いたときのぞわっとした感覚。

     魔法というものがどういうものなのか、また、よきファンタジーに出てくる悪い魔法使いというものに対する見方が変わる。
     読み終えると、また1巻から読み返したくなる作品だった。

     ダークファンタジー好きならばオススメ。

  • 今回は久々にリーズンの母親も登場し、彼女の家族の物語でもあることを強調してくれる。…てゆーか、たまたま今回はリーズン達の話になっただけであって、他の一族にもこういった強力な魔法が脈脈と受け継がれているんじゃないのか?そんな印象も受けた。
    最終的に魔法を捨てて普通に生きる道を選んだ人と、死の恐怖に怯えながらも魔法との共存を選んだ人。彼らの今後がどうなるか気になるところではある。
    魔法の設定に加え、これまでのヤングアダルト作品にはあまりなかった主人公達の生き生きとした姿、また単純なハッピーエンドと行かないところも魅力の一つ。
    いや、面白かったです。

  • 最後にいろいろ気になるところはあるけど、成長したリーズンたちを見れて良かったです。
    ここでは魔法が身近な存在に描かれているけど、大きなものにはやはり代償が付き物なんですね。これからもリーズンたちが魔法とどう向き合っていくのか気になります。
    ファンタジーとしては斬新な気がしました。

  • 三巻完結の最終巻。
    ……買ってもいいかも。

    訳は気になるところもあったけれど、全体的には良いと思う。

  • お話の雰囲気は決して明るくはない。完璧な善人はおらず皆が自分の思惑で動いている。最後に救いはあるのかわからぬまま物語は進む。主人公リーズンが前向きなことに救われる。

    やっぱりオーストラリアといえば「ベジマイト」なのか。オーストラリア、NYならではの描写がでてくるたびいちいち楽しい。そしてトムは「惚れっぽすぎ!!」と思わず笑った。J.Tは決断の選択肢を自分で選ばせてもらえない。自ら将来を選びとったトムは後々後悔しないんだろうか。でもわたしもトムの魔法で服を仕立ててもらいたいな(笑)
    母親はリーズンに伝えるべき情報を伝えていなかったことは問題だが、最低限伝えるべきエッセンスは伝えていた、そのことは救いかもしれない。でもいくらなんでも中途半端だろう。やっぱり完璧な人はいない。このあたりもリアリティを高めるのに役立っているかも。

    読後感は悪くはなかった。でも良くもない。

  • 魔法に対する新しい見解のファンタジー三部作の完結編。この魔法ってなんでも都合よくものごとを解決してくれるものではないのね。トムのことは気になるけれど、とりあえずハッピーエンどで一安心。ひょっとして続編が登場したりして。

  • 三部作の完結編。魔法を使わなければ気が狂ってしまうけれど使ったならば命が削られてしまうというシリアスな設定で夢中で読んできたシリーズですが、完結の仕方、それに魔法とは何か?ということの描き方もとても新鮮ですごく面白かったです。甘くないファンタジー小説。内容にはまったく関係ないけれど、表紙の絵は嫌い(特に1作目と3作目)です。。。

全17件中 1 - 17件を表示

ジャスティーン・ラーバレスティアの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×