クシエルの矢 森と狼の凍土 (3) (ハヤカワ文庫FT)

  • 早川書房 (2009年10月23日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (560ページ) / ISBN・EAN: 9784150205034

AIがまとめたこの本の要点

プレミアム

みんなの感想まとめ

力強いヒロインの成長と、予想外の展開が魅力の作品は、分冊でありながらも各巻が独自のストーリーを持ち、読者を引き込む要素が満載です。特に、ヒロインの視点から描かれる物語は、彼女の境遇や葛藤を通じて、力強...

感想・レビュー・書評

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  • 1、2巻のまとめに入った巻。
    個性的なキャラクターも数多く登場しますが…2巻が波乱万丈の展開で面白すぎたせいか、3巻が少し霞んでいる印象。

  • 原書では1冊で刊行されているものが邦訳版では3分冊されているということなので、3巻分まとめて感想を書くことにする。
    ヒロインの一人称視点で書かれた1巻の冒頭数行を読んだだけで、「おお、これは私好みのヒロインに違いない!」とわくわくして、一気に作品世界に引き込まれた。
    このように原書で1冊にまとめられている作品が分冊で邦訳される場合、邦訳を1冊読んでも話があまり進まず、ダレてしまうという欠点がありがち。「時の車輪」然り、「真実の剣」然り。原書では1冊全体で起承転結が考えられていても、例えばそれが5分冊で邦訳されると1巻目は「起」の部分だけで終わってしまうため、起伏に欠けるのは当然といったところ。そのせいで、1巻目を読んだだけで「つまらない」と投げ出されてしまっている邦訳作品も多いのではないかと思う。
    しかし、「クシエルの矢」は違う。1巻、2巻、3巻、それぞれがきれいにまとまっているだけでなく、巻毎にがらっと色合いが違う展開になっている。
    ちなみに私は、ヒロインがどのような境遇にあっても力強く生き抜いていく様に、須賀しのぶの「流血女神伝」や、ゴロンの「アンジェリク」を思い出した。

  • 訳:和爾桃子、原書名:KUSHIEL'S DART(Carey,Jacqueline)

  • 高級娼婦兼スパイとなるべくして育てられたフェードル(真性のM)が主人公。娼婦が神聖なるものという神話がある国で、天使様にお使えすること=娼婦としての仕事をすることという倫理観がある。第一部完結巻。そして戦争へ。他国への使者として出向くフェードルを待ち受けていた運命とは?
    中盤まではんー、ふつうー?と思っていたのですが、き、キター。まずはここまで、単なる「親友」「心の支え」だったヒヤシンスにスポットが当てられて、そしてジョスランのラストにかけての成長っぷりといったら!たまらんー。ジョスランの変貌がここまでいくとは、誰も予想できなかったと思いますよ!かっちょい~!
    フェードルについての設定が生かされっぷりも凄い。そうくるか!と思いました。これを最初から考えて設定したんならすごいなあ、作者。処女作でこれかよ……。戦争を正面から描いたのも魅力的でした。さすがに主人公は戦争自体で戦ったりはしないのですが(戦闘タイプではないので)、ある意味戦います。ラストは思いっきり引きでしたが、既に続編の一巻も出ているので、買おうっと。(^^)

  • 怒涛の展開。
    めずらしく3巻セットの本にしては3巻より2巻のほうが面白いという。山場を2巻に持ってきちゃったのかなぁ。
    ヨーロッパと旧約聖書が元になったファンタジー。若干ヨーロッパの古代史を知っていたほうが、より楽しめるシリーズかも。
    最後の解説も結構面白い。
    それにしてもデローネイがあっさり2巻でいなくなっちゃうなんて!主要登場人物があっさりいなくなるところも七王国シリーズに似ていると思う。嫌いなやつほど、最後まで残るのかしらー。

    次のクシエルシリーズも読まなくては!!!続きが気になる…

  • 面白かった、面白かったけどやっぱり続くのねっ!!!!! 回想記の形になっていなければやるべきことをやりとげたフェードルは途中で死ぬと信じ込むくらい数奇な運命と、これだけの世界と登場人物を創造した作者に脱帽。楽しみだけど辛い。全部訳が出るか不安で調べたら、フェードル三部作は全9巻で翻訳済み。よかったーよかったーよかったーありがとうー。
    同性愛や、ただ快楽のための行為というのは熟した文化にありがちだけれど、この設定に必然性があるのが素晴らしいと思いました。

  • 久々に最後まで読みきれずに脱落した小説。ロマンス小説が苦手な方は注意です。一巻は抜群に面白かったんだけれど、ジョスランと成長しちゃった主人公が苦手なタイプで苦しすぎた。ストーリーはいいと思う。が。

  • 先が長そうだけどどうしよう。

  • 3月19日読了。

  • ついにここまで這い上がってきたね、フェードル。でも彼女の波乱の人生はこれからのようです。

  • 時間がなかなか取れなかったというのもありますが、読みごたえバツグンで、読み終えるまで時間がかかってしまいました。
    ヒアシンスのあまりにも悲しい運命に苦しみながら、あー、ジョスランは幸せになっちゃって良いねまったくー、という感じです。いや、ジョスランも好きなのですが、でもでもやはり私はヒアシンス派なのです(笑)
    ついにメリザンドとの戦いに決着! と思いきや、第1部完なのですね。第2部はいつ始まるの、そしていつ終わるの、と今から2部を読める日が待ち遠しいです。
    でも、1番の盛り上がりは2巻だったと思います。国同士の戦が多かったということもあり、フェードルの行く末にハラハラドキドキ、という感じはかなり減っていました。でも3巻を読み終えてほっと一息です。

  • 読了:2009/10/24

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