失われた都 上 (ハヤカワ文庫FT イサークの図書館)

  • 早川書房 (2011年9月22日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (384ページ) / ISBN・EAN: 9784150205355

作品紹介・あらすじ

人類の知を結集した図書館が都とともに崩壊した。廃墟で一体の機械人間と出会った流浪の王ルドルフォは世界の再建に手を掛ける!

みんなの感想まとめ

廃墟となった旧世界の知恵が詰まった図書館を舞台に、流浪の王ルドルフォが新たな世界の再建に挑む物語が展開します。物語は、教団の都が炎上し、崩壊した後の主導権争いを描いており、魔法と科学が交錯する独自の世...

感想・レビュー・書評

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  • 五部作になる予定の一冊目。旧世界の知を守る教団の都が炎上、崩壊するところから始まる、崩壊後の主導権争いの話。魔法と科学が共存している感じ。独自の固有名詞山盛りだけど、今のところ名称に実感がこもらない感じなので、読んでいてちょくちょく混同する。感動や共感は今のところ感じないが、先は気になる。

  • ☆3・5ぐらい。
    万能の知識を詰め込んだ図書館を含む都市が崩壊。その真犯人と目される監督卿に、戦いを挑む放浪の王。そして図書館の復興をめざす、美人スパイと機械人間。

    群像劇ですすむ構成はいいのだが、当初はあまり各キャラに感情移入しづらかった。特に主人公のルドルフォに抜け目がなさすぎて。新教皇によって幽閉されたあたりの陰謀から目が離せなくなった。

    バトル描写はなく、魔術といえども魔法合戦ではない。鋼人イサークが人間くさくてかわいい。

  • なかなか素晴らしい。
    科学技術が発達したあげくに、世界を滅ぼしてしまった、という設定。

  • 面白い、お気に入りシリーズになる予感。

  • 「イサークの図書館」というシリーズタイトルと、「人知を集めた 都の廃墟」「流浪の王」などの腰帯キャッチでうっかりジャケ買い。

     崩壊した旧世界の英知を集めた図書館が、何者かの陰謀により焼き討ちをかけられ、壊滅した。犯人と目されるのは、旧世界の技術で作られた鋼人―――メタル・マンことロボット。
     しかし、焼け跡から発見された彼は、行動指令(スクリプト)を書き換えられてしまっていて記憶がない…… という、非常に面白そうな出だし。

     これは翻訳がうまいのかもしれないけれど、とにかく使われている単語が魅力的。大河ファンタジー(全五巻……一巻につき、上下の二冊?)の冒頭ということで、まだ登場人物は紹介程度にとどまっているけれど、「九重の森の館」を順に巡って領土を治める「放浪王」など、読んでいてわくわくするようなキーワードが満ちている。
     あと、食べ物の描写も地味に美味しそう――― 食事の描写が美味しそうな作品に外れは無い、というジンクスにのっとって、今後に期待を込めて★四つ。

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