世界樹の影の都 (ハヤカワ文庫FT)

  • 早川書房 (2012年10月5日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (560ページ) / ISBN・EAN: 9784150205508

作品紹介・あらすじ

"世界樹の根元の町で生きる盲目の女工芸家はある子神の死を機に神々の秘密を知ることに"

みんなの感想まとめ

ファンタジーの世界で、盲目の少女が神々の秘密に迫る物語が展開されます。主人公は独特のキャラクターで、軽妙な語り口が印象的です。前作の後日談として、物語は読みやすくなり、神々の人間臭さも際立っています。...

感想・レビュー・書評

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  • 第1作の後日談。
    ファンタジーなのだが、主人公が独特。
    あら、まあ、なんてこと!とか言いそうな、ブリジット・ジョーンズのノリ。
    恋愛シーンほ特にそんな感じ。
    お話は悪くないのだけれど、上記のポイントのせいで読者を選びそう。

  • 三部作の二作目。父親と死別した盲目の少女がスカイに移り住み、工芸家として生き、神にまつわる陰謀に巻き込まれていく話。神々が前作よりもわかりやすく人間臭い。読みづらかった一作目とはがらっと変わって、かなり読みやすい文章になっているけど、訳者は一緒なので主人公の個性としての書き分けだったのかな。単独でも読めるけど、これだけだと世界は把握しづらいかも知れない。一作目の一年後に二作目が翻訳されてるけど、三作目は今のところ日本では出版されていない。

  • 「空の都の神々は」の続編。今度は空中都市スカイを支える世界樹の麓の街で暮らしている若い女性オリーが主人公。前作の10年後という設定で、多くの子神たちは街で人間と共に暮らしている。オリーにも子神の元恋人がいるし、しばらく前から家に居着いている謎の男も魔法と関係があるらしい。そんなある日オリーは不死のはずの子神の死体を発見する。犯人探しに巻き込まれるオリーの運命は一変し、苛酷な事態に直面することになる。
    相変わらず人間くさい神々や、魔法や神を身近に感じて生きている人間たちの愛憎や欲望が絡み合っていて楽しい。前作のイェイナ同様、オリーも何度も崖っぷちに立たされるが、決して絶望せずに生きようとする姿勢に好感度大だ。この作者の他の作品も読んでみたい。

  • 読みました、が、んー、って感じかも・・・。
    いや、世界設定の強固さは健在だし、物語の奥深さも素晴らしい。
    けれど、前作と比べちゃうと、ちょっと落ちるかな・・・。

    3部作と言うことなので、次作に期待かな?

  • やっと読めた二巻。
    前回が、囚われの神に恋して、一発逆転、神になった女の子の話だとしたら、
    今回は、囚われの神と恋をしたけれど、二人とも人のままで生きる事になった女の子の話。

    神様って、なんだろうね。

    次は、エネファに恋した男の子、は、ないわなあ。
    光と闇の相克に決着が、とかかしらん。

  • ※暴力と流血、少しの性描写があります。

    【印象】
    世界樹の都、盲目の女画家と謎の男性。
    神の子が殺された事件を発端として。
    異種族の愛。

    【類別】
    小説。
    ファンタジー、ロマンス。

    【構成等】
    特筆すべき点はありません。

    【表現】
    地の文は一人称視点。
    語の扱いと文章表現に不適当な印象を受ける箇所が幾つかありました。翻訳の問題でしょうか。

    【備考】
    3部作の内の2作目にあたるようです。
    本作のみを読むとしても、物語のまとまりはあるので特に問題は無いでしょう。

  • 世界の存亡を賭けた、神と人の濃ゆい愛憎劇。
    前作は人が神に成り上がる話でした。今回は神が人に堕ちた話。
    神の出現は日常レベルに、より身近な存在になっています。
    盲目のヒロインは逞しく美しく。
    その懐の広さ、情の深さは堕ちた神をも救います。
    巨大樹に呑まれた街。気まぐれで非情、でも魅力的な神々。
    絵から滲み出す驚愕の魔法。
    素敵な世界です。楽しめました。

  • 「空の都の神々は」の続編。

    空中都市スカイを支える世界樹の影の街で暮らす
    盲目の工芸家オリーは、ほぼ不死のはずの子神の死体を発見する。
    事件はやがて、オリーと彼女の家に居候する謎の男シャイニーを
    陰謀の渦に巻き込んでゆく
    -----------------------------------------------------------------------------
    というのが導入。

    前作同様、ヒロインの女性が強い。
    神々の色々に巻き込まれていくオリーさんが割と不憫。
    これもまた読みごたえある1冊でした。

  • なぜか前作よりも読みやすかった。
    主人公が好きだったのかも。
    ラストのくだりが、とても好きです。

  • 続きものですが、前作とは全然趣きが違う。
    無駄に壮大なのに結局は少女漫画という前作に対して、こちらは割とどっしりとした作風だが、ストーリー自体はかなりこじんまり。
    それでも妙にハマってしまうこのシリーズ。キャラクターが魅力的なんだと思う。

  • 前作と同じ世界なのに全く違う話を読んでいるみたいだった。
    前作からかなり空いて読んだので、最初は誰が誰かさっぱりわからず。次第に思い出したけど、前作では人間味溢れる描写の人も一歩引いた描写だったりして、ちょっと戸惑った。それは前作の主人公と今回の主人公の立場の違いにもよるけれど。
    神と子神と人間と魔童と、それぞれ考え方や感じ方が違うので、そこに馴染むまでに時間がかかった。
    たぶん次作も馴染むまでに時間がかかるんだろうけど、この世界は好きなので次も読みます。シアがもうちょっとたくさん出てくるといいな。

  • 前のお話が面白かったので。
    購入してから読み始めるまで、読み始めてから読み終えるまで時間が空いたのでこの人誰だったっけ?と思うことが多かったです。

    個人的にはあの二人の破局理由が今一つピンと来なかったのですがその後のシャイニーさんもなかなか理解不能な人物で…。このシリーズの面白いところは神と人を同次元で書いているのでわかりづらいなあと思ってもそうか、この人たちは神様だから考え方が違うのね、と割り切れる所かな、と思いました。それにしても前作からこう続かせるのか…とその辺りは面白かったです。

    最後の後書きを読んで魔法使いタイなるアニメがちょっと見たくなりました(笑)次も楽しみです。

  • 生きることの意味は何だろうか。

    そんなことにふと思いを馳せた。

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