- 早川書房 (1976年12月14日発売)
本棚登録 : 37人
感想 : 2件
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
Amazon.co.jp ・本 (256ページ) / ISBN・EAN: 9784150300890
感想・レビュー・書評
-
「神狩り」同様話がすっきりしているのはよかったけど、地味な展開でちょっと物足りなかったかな。けど、ベイりーなんかのガジェット連発っていうのとは違うけど、現実の歴史を題材にSF的な手法で物語を展開するというこの手法はいい。逆らえないです。ツボにはまった。
弥勒が天敵のいない人類の大量虐殺者となることで、種族としての人類の滅亡を救うというアイディアはなかなかいい(でも、これって俺が昔考えてたネタだよな。すでに小説になってたのか。ヤバイ)。原爆を弥勒誕生の原因としたのも、独覚とか声聞とかを遺伝子と進化に結びつけた説明もね(やっぱ脳だよ、脳)。仏教ネタだけどちゃんと進化もののSFになってるところはさすが。最後に日本の平和ボケを皮肉っているのは、いかにも学生運動の世代らしい(^^;)
結果的に冒頭で原爆投下後の廃墟を思い浮かべたのは、的外れではなかったな。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
あえてサイキック描写を入れないほうが良さそうだが、時代か
著者プロフィール
山田正紀の作品
