夢の棲む街 (ハヤカワ文庫JA)

著者 :
  • 早川書房
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本棚登録 : 47
レビュー : 3
  • Amazon.co.jp ・本 (282ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784150301071

感想・レビュー・書評

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  • これほど絵画的な、映像が浮かんでくる作品に出会ったのは久しぶりだった。自分の知らない世界をなぜこれほどに鮮明に思い描くことができるのか不思議に思ったほど。それは書物の力なのかもしれないし、山尾悠子の魔力なのかもしれない。

    映像化したらさぞや…とも思ったが、本で読むからこそ想像できる映像世界なのだろう。

    短編集だが、それぞれの物語の世界観は非常に作り込まれていて、続きの話が読みたくなってしまった。

  • 硬質なイマジネーションに満ちたファンタジー。同じ著者による後の作品はイマジネーションが枯渇気味に思える。

  • 山尾悠子はどこへ消えたんだろう…
    ファンじゃないんです。でもイマジネーションに圧倒されて一冊だけ持ってます。

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著者プロフィール

山尾悠子(やまお ゆうこ)
1955年、岡山市生まれの小説家、歌人。寡作ながらその幻想文学は極めて高い評価を受けており、執筆中断期間もあったことから「幻の作家」「伝説の作家」と言われることもある。
同志社大学文学部国文科に入学し、高校までに読んできていた泉鏡花を専攻(のちに泉鏡花文学賞受賞という機縁もある)。大学在学中の1973年、「仮面舞踏会」が『S-Fマガジン』SF三大コンテスト小説部門の選外優秀作に選ばれたことをきっかけに、1975年11月号の「女流作家特集」で同作を掲載し20歳でデビュー。
1980年に書き下ろし長編『仮面物語』、1982年歌集『角砂糖の日』を刊行。1985年以降は出産・育児で発表が途絶えていたが、1999年に復活、2000年に国書刊行会から『山尾悠子作品集成』を、2003年には2作目の書き下ろし長編『ラピスラズリ』を刊行。
2018年刊行、15年ぶりの長編となった『飛ぶ孔雀』が第46回泉鏡花文学賞を受賞した。日本文藝家協会会員。

山尾悠子の作品

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