豹頭の仮面―グイン・サーガ(1) (ハヤカワ文庫JA)

著者 :
  • 早川書房
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本棚登録 : 785
レビュー : 121
  • Amazon.co.jp ・本 (285ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784150301170

感想・レビュー・書評

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  • ここから始まった
    初読は学生の頃…何もかも懐かしい

  • ついにアニメ化されたグイン・サーガを、今しがた見終わったばかりです。

    1979年に、この第一巻『豹頭の仮面』が出てから、30年を経ての満を持した初めてのアニメ化ということで、ドキドキ期待して見ましたが、残念ながら、それほど、感心した出来栄えではありませんでした。

    あまりにも、子ども向けすぎるのでは?と思ったのは私だけでしょうか。

    もちろん、30年書き継がれた世界最長編のヒロイック・ファンタジーである孤高さを失わないで、などという気はもうとうありませんが、最も新しい読者である少年少女に対してだけに向けられた映像化のようで、大人の鑑賞に堪えられる部分をもう少し追及してほしかった、と思いました。

    栗本薫については、オリジナリティがあまりない、とか、文章が下手で類型的だ、とかいう風評を聞きますが、私は全作品を読んでいて、彼女の、ミステリーやSFや問題意識のセンスは良いと思いますし、強いマインドを持っている作家である、と認識しています。(恥ずかしながら、実は、隠れ栗本薫ファンで、実際には誰にも告白したことはありません)

    たとえ迫害されても、『グイン・サーガ』一作だけで、文学史に残る作家であると思います。


    ※2012年3月17日、誤字を一字だけ訂正して再レビューしたら、すべて消えてしまいました。ということで、新規登録みたいになってしまいました。   
    ところで、消えた文章をどこから引っ張り出したかというと、たなぞうのときに任意に選ばれて掲載された、ほとんどのレビューがまだ残っている「ヨムナビ」からです。ありがたいことです、感謝!

  • 【再読】それは<<異形>>であった。懐かしのグイン、リンダ、レムス、イシュトヴァーン!さて今回は挫折せずに読み続けられるか。ケス河の向こうの明日はどっちだ!

  • 先日亡くなられた栗本薫氏の超有名シリーズ「グイン・サーガ」の第1巻です。
    既に出版されているのは正伝129巻・外伝21巻で未完に終わった大シリーズの第1巻で、1979年に出版されましたが、後に1983年に改訂されました。
    物語はモンゴールに攻め落とされ、父王夫妻を殺害された世継ぎの双生児レムスとリンダ。そして彼らがルードの森で出会う豹頭の戦士グイン。彼らを中心に様々な人間模様が描かれる大河ドラマです。
    第1巻では、彼らの出会い、モンゴールによる捕縛、スタフォロス砦でのイシュトヴァーンやスニ、オロとの出会い、ヴァーノン伯爵との戦い等が描かれます。
    2009年4月からNHKでアニメ化されました。今回原作を読むことにしたのは、このアニメの影響ですが、アニメでは脚色が施されているので、大きな流れは同じですが、中身はかなり異なっています。特にグインの容姿については、アニメでは最初から豹なのだということになっていますが、原作では明確に仮面となっており、そのため、グインは発音が明瞭でないとか、水を飲むのが苦手だとかいう設定になっています。
    アニメをみた人でも、充分に楽しめるし、息をもつかせぬ展開はさすがですよ。

    著者:栗本薫(1953-2009、葛飾区、小説家)

  • とりあえず読了メモ。1-10巻まで。
    この後、どこまで、どうやって買おう…

  • 豹頭の主人公に惹かれあっという間に当時50巻ぐらいまで読んだかな。
    3日ぐらい完徹でした。
    しかし栗本さんはどうやら登場人物に飽きることがあるらしく、途中主人公が文庫4冊分ぐらい?出てこなくてびっくりしました。

    非常に筆の早い作家さんでしたが残念です。
    できれば完結まで書き切っていただきたかった本です。

  • 高校生の頃に読み始めて、読書する楽しさを教えてくれた記念碑となる自分にとってあまりに偉大な作品です。その頃第50巻刊行記念フェアをやっていて、最新刊に追いついたころには確か第75巻くらいだったと思います。読んでも読んでも続きがあるという幸せが、やがて100巻を超えたあたりから、再びグインが記憶喪失になるという展開を経て自分の中で何かが冷めてしまったのを感じつつも、それでも新刊が出る度に買い続けて、いつか読むつもりでいたのに作者の死によって永遠に未完に・・・でもそれもまたこの物語らしくて良いと思えてしまうのが不思議でもあるけれど、単なる「物語」を超えた、「世界」がそこに存在していた証拠なのだと思いました。

  • グイン・サーガは、飛び飛びに10冊ほど読んだだけで、
    なかなか最初から順に読む時間が取れません。

    まだグインサーガの世界に入り込めていません。
    80冊以上でてから知ったために、なんか圧迫感を感じているのかもしれません。

    ガイドブックを見ながら、なんとか読み進もうと思っています。

    ps.
    栗本薫読破を計画し、グインサーガが読み進めないので、その間に、栗本薫が解説を書いた、アガサクリスティ、赤川次郎を先に読破してしまいました。
    また、西村京太郎、山村美紗、東野敬吾の読破が先になるかもしれません。

  • 誰がなんと言おうと、稀有で壮大なファンタジーの幕明けです。
    著者の不幸によって、もう物語は幕を下ろす事すら出来なくなった。
    今は外伝として他の作家さんが新たな物語を紡ぎ始めておられますが、いつの日か、本編の続きをどなたかが引き継いでくれる事を願うばかりです。

    本作を含む辺境編は、特に濃厚なヒロイックファンタジーと異界の匂いに溢れてます。
    豹頭の仮面。
    仮面であるかさえ定かではない獣面神の如き英雄の、神秘の魅力に酔いしれました。

  • 3巻までで中断

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著者プロフィール

東京都生まれ。早大卒。江戸川乱歩賞、吉川英治文学新人賞受賞。中島梓の筆名で群像新人賞受賞。『魔界水滸伝』『グイン・サーガ』等著書多数。ミュージカルの脚本・演出等、各方面でも活躍。

「2019年 『キャバレー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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