荒野の戦士―グイン・サーガ(2) (ハヤカワ文庫JA)

著者 :
  • 早川書房
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本棚登録 : 385
レビュー : 26
  • Amazon.co.jp ・本 (283ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784150301187

感想・レビュー・書評

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  • 再び中原へ戻って参りまして2巻目。何も見なくてもほぼほぼ展開分かるのですがそれでも懐かしさで胸がいっぱい。高校からの青春の日々とリンクしてしまうのでなかなか冷静な評価は難しいものがあります。もう何冊か読むと冷静になれると思うんですけどね。

    スタフォロス城を脱出したグイン、リンダ、レムス、スニ、そしてそして一番迷走する事になるイシュトヴァーンが元気いっぱいで微笑ましい。暗黒のケス川のビッグマウスも元気一杯に一行を食い殺そうとするし、モンゴールの公女将軍のアムネリスも冷徹ながら初々しい堅苦しさ。そう、そうだったなあ最初の頃の冒険譚は神の域だったんだ。こんなの初見で読んだらわくわくして眠れないですよね。実際僕は一日何冊も読んでましたし。
    今読むとセム族のスニ可愛いですね。知能の高い小さな類人猿ですからね、自分に心酔してくれたら楽しいだろうなあ。一緒に暮らしたい。
    とうとう次からはノスフェラスでのぶつかり合いが始まりますね!!楽しみです!

  • 再読。
    アムネリス登場。久々に読むとアムネリスもこの頃の方が颯爽としていてかっこいいです。アムネリスがそうしていられるのは、挫折を知らない若さ故なのかもしれませんが。
     リンダとアムネリスの対面は4つの年齢差と戦での勝敗の立場の差でアムネリスに軍配があがりましたが、リンダにはグインがついているから(笑)。

     ノスフェラスの脅威とリンダ達のピンチ、スニの忠誠。ほんとにワクワクドキドキする展開です。一番好きなシーンはイシュトにリンダ達の素性がバレた時のグインの言葉と、リンダ達がモンゴール軍に捕らえられたもののイシュトの機転で助けられ、再び追われた時のピンチに駆けつけるスニとの再会のシーンです。

  • 【再読】ケス河、そして辺境の地ノスフェラスへとグインたちは逃げ延びて行く。そしてアムネリスたん登場、スニとの再会。盛り沢山の第二巻。一難去ってまた一難のグインたちを待ち受けるのは・・・。三巻へ。

  • 前回、スタフォロス城から命からがら逃げ出した一行。
    そこに先に逃げていた傭兵イシュトヴァーンが合流し、化け物がウヨウヨするケス川を海に向かいます。ところが、そこにモンゴール軍が現れ…。
    今回、モンゴールの公女であり白騎士隊長であり右府将軍であるアムネリスが登場します。これで、主だった登場人物のうち4人までが登場しました。
    NHKアニメよりリンダの予知者としての印象が強いですね。
    どちらかと言うと、3巻への序章としてのイメージが強い巻でした。
    いよいよ第3巻はノスフェラスを舞台にモンゴールの大軍との戦いが始まります。

    著者:栗本薫(1953-2009、葛飾区、作家)

  • この調子で毎巻捕虜になるのこの子たち?!

    アムさんとリンダ、この年頃の子だと年齢差が大きいよね。二人ともやんごとなき血筋だし。そんな高貴な女たちの戦いもみどころ。

    ポーッとなるレムスも素直でよろしい。

    移動時に読む用の文庫なんで、一月に一冊ペースだけど、続刊の多さを考えると、見直しが必要か。がっつり読む日を作って、年度内に正伝の半分は消化したい。

    あと68冊(!)か。(´・ω・`)

  • 先月から読み始めた『グイン・サーガ』シリーズの2巻目。1巻が面白かったので、月に1冊ずつ計画的に読んでいこうと思い、図書館で借りて読了。

    物語の舞台は辺境の荒野に移り変わり、恐ろしい辺境の生物や新たな追っても登場し、息もつかない展開に引き込まれました。

    読み終わるまで何年かかるかという感じではありますが、他にも読みたい本はあるので、無理をしないでゆっくり読んでいこうと思います。

  • スタフォラスの砦から脱出したグインたちは、筏でケス河を降ってセム族の住むノスフェラスへと向かおうとします。

    しかし、彼らを生け捕りにしようとするモンゴールの公女アムネリスは、大群を差し向けます。ふたたびグインたちは囚われの身となりますが、辛うじて免れたイシュトヴァーンに助けられ、スニの故郷であるノスフェラスへとたどり着きます。

    キャラクター造型もオーソドックスで、安心して楽しむことができます。

  • 2014/01/24〜01/31

  • 2013/03/08

  • 面白かった。段々慣れてきたかも。レムスが「(目は)早くもはじまった苦痛とリンダのほのめかしと双方で、涙でいっぱいになっていた。」「ぼく、死にたくないよ」グインは怒ろうとするリンダを笑ってなだめた。「パロの王女よ、誰もがお前のように心高く、そして強く直に生まれついたとは限らぬのか。お前のようでない魂をとがめるにはあたらん、たとえそれがお前と同じ顔についていてもな。」「ーーそれにレムス王子。お前も、なかなか立派な子どもだぞ。世継ぎの王子ともあろう身が、ためらうことなく、死にたくないと正直にはなかなか口にできぬものだ。お前もどうして凡夫だとは俺は思わん」「ぼくを馬鹿にしているんだね」情けなそうにレムスはきいた。グインは首をふった。」「それがお前のよいところだと言っているのだ、少年よ。いいか、お前はお前なのだぞ」というくだり(P167)がある。グインはレムスのことをなぜだか認めてくれているようなのが、嬉しい。これからが楽しみだ。イシュトバーンは、なかなか陽気で、ゲラゲラ笑う、という描写がよくあり、面白い。リンダにもし将来パロを再建したら、クリスタル公にしてくれ、とか言ったり。リンダは真に受けて?怒ったり。そんなやりとりを「子どもっぽい議論はやめろ」とグインが笑ったり、そんなのが楽しかった。長丁場だから飛ばさなくても…とは思うが、ま、時間さえあれば読めてしまう。頭痛にならなければよいが・・・。

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著者プロフィール

東京都生まれ。早大卒。江戸川乱歩賞、吉川英治文学新人賞受賞。中島梓の筆名で群像新人賞受賞。『魔界水滸伝』『グイン・サーガ』等著書多数。ミュージカルの脚本・演出等、各方面でも活躍。

「2019年 『キャバレー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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