辺境の王者―グイン・サーガ(5) (ハヤカワ文庫JA)

著者 :
  • 早川書房
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本棚登録 : 316
レビュー : 20
  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784150301255

感想・レビュー・書評

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  • ラゴンの虜囚となったグインですが、塩の原でたまたま手に入れていた棒が「アクラの使者」の印であることがわかり、ラゴンの信頼を手に入れます。しかし、約束の刻限までは1日しか残っていません。

    一方、グインなきセム族はモンゴール軍の猛攻にさらされ、いよいよ滅亡寸前。もう絶体絶命というところに、近道を通ってきたグインがラゴン族を引き連れて刻限ぎりぎりに現れます。

    ラゴンの登場にモンゴールは戦意喪失。強気のアムネリスも遂に退陣を命じます。こうして、ノスフェラスに平和が取り戻されます。

    といった、筋なんですが、モンゴール軍に蹂躙されるセム族、まさに虐殺と言うべきシーンですけど、読んでいて気持ち悪いくらいの描写です。テレビアニメ版ではさすがにこんな風には描けませんね。また、アクラの使者と認められるシーンもテレビアニメのように手からニョキニョキなんていう風ではありません。

  • ラゴンと一緒にグインが現れた時にはゾクゾクしました。でも未だにどうやって戦場にたどり着いたのか不明。

  • 【再読】この巻にて辺境篇が終了。かなり満足感があるのに、この後130巻も続くなんて!そんな都合良くいくかって思うところもあるけど、やはり読ませるだけの魅力でいっぱい。セムとラゴンの王にと請われてまんざらでもないグインが素敵。さて、次巻からは少し退屈な宮廷陰謀モノ。スカールは好きだけど。

  • グインの行動と作戦成功は運まかせのような気がしてならないけどヒロイックファンタジーなるもの正しい歩みかもですね。僅か5巻で多くの命が失われたね。ストーリーの中で公開されている情報を集めては、この世界のことを妄想してしまいます。既に100巻も超えている作品なので、先を知っている読者の方に笑われるかもしれませんが、もっともっとグイン・サーガの世界観を知りたいです。第一部完結といってもまだまだ5冊めだし、謎多いし、死ぬまでに味わい尽くせるだろうか。不安。

  • 気分はセム。「リアード!リアード!ムッハー」ってなってる。

  • 再読。
    図書館から借りてきた本があるのに読むのを止められない、恐るべしグイン・サーガ(笑)。
    とりあえず辺境篇完結のこの巻まで。

     ラゴンの説得に成功したグイン。
    しかし時は残されていなかった。グインが持ちこたえてくれと約束した4日が過ぎようとしている。
    セムはモンゴール軍に狩られ、リンダとレムスは再び敵に捕らわれた。果たしてグインは間に合うのか・・。
    と、手に汗握る展開でした。
    そして、モンゴール軍、アストリアスに捕まったリンダを助けようとしたスニが斬られ、セムの部族で仲間割れ、グインに心酔しているシバはリアード(グイン)が戻るまで戦おうと皆を説得するのですが、とりあえず隠れた方がよいという意見が大半で、逃げていくうちに戦場は狗頭山へと移動。
    それもまた運命。

     グインの登場、スニとの再会のシーンは胸があつくなりました。
    辺境篇は生きるか死ぬか、シンプルでいいなぁと再読する度思います。

  • ノスフェラスの戦いの後編です。

    ラゴンに加勢を求めたグインは、たった一人で彼らを説得しようとします。彼は、ラゴンの賢者カーと勇者ドードーに責め苛まれながらも、強い意志で立ち向かい、ついに彼らの信奉する神アクラの使者と認められることになります。

    一方、数を頼みに攻勢に転じたモンゴール軍は、グインの帰りを待つセム族への攻勢を強めます。セム族は次々に殺され、全滅の危機に瀕したところに、ようやくラゴンを引き連れてグインが帰ってきます。こうしてセム族は一気に反撃に転じ、アムネリスは退却を余儀なくされます。

    第1部「辺境編」はこの巻で完結です。

  • 2014/02/04~02/04

  • グインがラゴンの援軍を取り付け、モンゴール軍との決戦に臨む話。
    色々できすぎだろ感はあるものの、絶望的な状況にあるセムたちのもとに、ラゴンとともにさっそうと現れるグインはやはり格好よかった。

  • 2013/03/15

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著者プロフィール

東京都生まれ。早大卒。江戸川乱歩賞、吉川英治文学新人賞受賞。中島梓の筆名で群像新人賞受賞。『魔界水滸伝』『グイン・サーガ』等著書多数。ミュージカルの脚本・演出等、各方面でも活躍。

「2019年 『キャバレー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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