七人の魔道師―グイン・サーガ外伝(1) (ハヤカワ文庫JA)

著者 :
  • 早川書房
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本棚登録 : 290
感想 : 19
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  • Amazon.co.jp ・本 (369ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784150301309

感想・レビュー・書評

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  • 王道。

  • 35年ぶりくらいの再読。栗本薫の絶頂期かもしれん。

    • 魚雷屋の読書録さん
      同感。また、栗本氏の死後の「グイン・サーガ」は読む気がしない。やはり「世界」が違うと感じる。
      同感。また、栗本氏の死後の「グイン・サーガ」は読む気がしない。やはり「世界」が違うと感じる。
      2020/02/11
  • これこそグイン・サーガというもの。まだ1巻目だからこの先わからないけど。本編はグインのサーガというよりも他のキャラが輝いていてグインの存在も霞みがちだから・・・。とは言っても本編もまだ6巻目を読了したところなので、この先きっちりグインのサーガとなるのかもしれないけど。本編のイシュトヴァーンは上手いことやって食いっぱぐれのない人生を歩んでいるんだなー、ということは明らかになった。後、原作者の亡くなり百巻越えもしているのに、本文中にてグインはまだ自分探しの途中なのだと驚愕中。先は長そう。

  • 記念すべき外伝第1巻。本当におもしろくて何度読んだかわからないぐらいです。

    これが発刊したときには、まだ本編では「ノスフェラスの王」だったグインが、「ケイロニア豹頭王」と呼ばれているんですよ。(いづれはたどり着きましたが)
    最初読んだときは、「豹頭王」・・・ケイロニアの王まで行くんだ、とわくわくしていました。
    グインサーガの全てがここに詰まっていると言っても過言ではない、これは最高におもしろい小説です。

  • 加藤直之氏の手掛ける超絶ファンタジック挿絵が冒頭のカラーしかないのがちょっぴり残念。
    本編から十数年後の世界線とのことで、グインを取り巻く環境も一変。
    ヒロインもヴァルーサに代替わり。
    グインとの恋愛フラグ、逆転ホームラン過ぎんか。

  • これがを読んだ時は正伝を読んで行けばここにたどり着くのかと驚愕しました。とんでもなく面白いです。

  • 既読本

  • 再読。最初に読んだ時はもっと魔界的なものを感じたのですが、今回はさらりと読めました。グインの世界を最初より知っているからかもしれません。
    政治的な駆け引きの巻も三国志的な要素で面白いのですが、ファンタジーなので剣と妖の登場するこういう巻も胸躍ります。
    グイン正伝も半ばぐらいしか読んでいないので幾分的外れな感想になるかもしれませんが、シルヴィアのグインに対する言葉に違和感があります。私が読んでいない後半にいろいろなことがあってのことだと思いますが、グインって報われないなぁ・・と思ってしまいました。まぁ、ヴァルーサがいるからいいけど^^

  • 物語は本編よりかなり後の時代を描きます。
    グインはケイロニアの王となっていますが、その首都サイロンに黒死病の嵐が巻き起こります。グインはそれを防ぎますが、それは本当の恐怖の前触れでしかないのでした。
    600年に1度の惑星直列。そして、そのカギを握るグインをめがけ、太古から生きながらえてきた魔道師たちが襲いかかります。
    そして、意外な人物が最大の敵であると知れ、グインはいよいよ追い込まれます。
    グインは自らに降りかかった災厄を振り払うことができるのか?

    まさに息をもつかせぬ展開。人知を超えた魔道の炸裂。勢いであっという間に読み切れる傑作ですよ。

    プロローグ
    サイロンの悪夢
    ルールパの顔
    七人の魔道師
    黒魔肢の死闘
    エピローグ

    著者:栗本薫(1953-2009、葛飾区、作家)
    解説:鏡明(1948-、山形県、小説家)

  • 2014/02/07~02/26

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著者プロフィール

東京都生まれ。早大卒。江戸川乱歩賞、吉川英治文学新人賞受賞。中島梓の筆名で群像新人賞受賞。『魔界水滸伝』『グイン・サーガ』等著書多数。ミュージカルの脚本・演出等、各方面でも活躍。

「2019年 『キャバレー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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