アルゴスの黒太子―グイン・サーガ(6) (ハヤカワ文庫JA)

著者 :
  • 早川書房
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感想 : 21
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  • Amazon.co.jp ・本 (285ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784150301323

感想・レビュー・書評

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  • おお。スカールが表紙か。
    この後、彼に待ち受けている運命は……。

  • スカールはトップクラスに好きなキャラクターです。豪快でかっこいい。リーファーも可愛い。

    • 燈るさん
      初めてコメントさせていただきます。
      スカール恰好いいですよね! グインは30巻前後で脱落してしまったこらえ性のない私ですが、スカールの豪快...
      初めてコメントさせていただきます。
      スカール恰好いいですよね! グインは30巻前後で脱落してしまったこらえ性のない私ですが、スカールの豪快で磊落な恰好よさ、リーファへの情の厚さはいまでも大好きです。
      私の周りはイシュトが好きなひとばかりでスカールがいいと主張するのは私だけだったもので、ありんこゆういちさまのこのレビューをとても嬉しく拝読しました。
      懐かしい感情があふれて思わずコメントしてしまいました。失礼しました!
      2019/11/06
    • ありんこゆういちさん
      コメント有難うございます!!自分が結構女々しいので、豪快な男臭い男に憧れます。スカールが結構序盤で病を得たり、リーファーを失ったり結構痛々し...
      コメント有難うございます!!自分が結構女々しいので、豪快な男臭い男に憧れます。スカールが結構序盤で病を得たり、リーファーを失ったり結構痛々しくて・・・。もっとグインと肩を並べて戦ったりして欲しかったなとしみじみ思います。イシュトは男からすると駄目男で友達にはなれるけど憧れないタイプなんですよ。男的にはグイン、スカール、カメロン、トーラスのオロ、ゴダロじーさんという所が好きなはず!!
      2019/11/06
  • 最初にグインサーガに出会ったのが、1980年、中学生でした。
    ハワードの、コナンの世界が好きだったので、日本のヒロイックファンタジーで注目されていた「グインサーガ」(名前がいいですよね)、文庫本の表紙に惹かれジャケ買い(その当時、そんな言葉はない!)。実は惹かれたのは2巻の「荒野の戦士」なんですけど・・・。
    そこから、約30年、この長い物語を読み続けてきました。「月刊グインサーガ」のときはうれしかったですね。新しいグインが毎月読めたので。
    未完なのは残念ですが、タイムリーにグインサーガに出会えて感謝してます。

    他の作者さんで、書き続いているようですが、やっぱり栗本薫ではないグインは・・・。
    星マイナス1は、未完だから。
    予告通り100巻で終わっておけばなぁ。と思ってしまいます。
    (「ランドック」ってなんだったの。「アウラ」って何だったんだぁ!!)

  • 黒太子でブラック・プリンスなの、マジでファンタジーだ…って感じでワクワクが止まらねえ…。
    対ドードーとのグインの決闘ぶりがぐう超戦士で激アツだったり、クリスタル公から感じられる食えない伊達男感がたまらねえ…新章スタート。

  • やっと6巻目デス。溜息。このところ、ずっと気になっていた本「氷と炎の歌」シリーズをドラマ化した、凄く出来の良い海外ドラマを鑑賞していて、そういえば日本にはグイン・サーガがあったじゃないかと思い立ち、私の恐ろしい積読本の僅か一角、やっと6巻目を崩してみました。ご存命の頃の栗本薫の活き活きとしたあとがきも新鮮な気分で読みました。なんだか昔のD.Jチックだった。それを読むと外伝の存在にも思い知らされてガクブルな私。外伝もちゃんと出版順に本編に差し入れて読んだ方が面白いんだろうか?とか迷いだす私。

  • 既読本

  • 再読。いよいよ中原、陰謀編です。そしてアルド・ナリス様登場! 最初に読んだ時、美しすぎる男ってどんなの? と思ったけれど、今やすっかり受け入れてしまってます。
    ナリス様と対照的なのが黒太子スカール。男!という気がします。
    いよいよ様々な方面でパロ奪還へ向けて動き出しました。

  • アムネリス率いるモンゴールの大軍を破ったグインたちは、ノスフェラスの地を立ち、新たな旅に出ます。

    一方、亡国パロの王族たちは、モンゴールの支配を覆すための戦いの準備を始めます。草原の国アルゴスでは、パロの猛将ベック公と黒太子スカールが、反モンゴールの軍を集結するために動き出します。

    さらにモンゴール支配下のクリスタルの地では、この地を治めていた美貌の青年アルド・ナリスが、モンゴールの捜索を逃れていました。しかし、信頼していたヤヌス神殿領のギース大僧官の娘サラの裏切りにより、ついにナリスの身柄は、黒騎士隊を率いるカースロンの手に落ちてしまいます。囚われの身となったナリスは、カースロンを嘲弄しつつ、再起の時を待ち続けます。ところがモンゴールは、そんな彼とアムネリスとの結婚を画策します。

    グインたちの活躍した前巻から一転し、ナリスを中心とする物語に入ります。アムネリスを相手に、敗軍の将であるナリスがどのような駆け引きをおこなうのか、続きが楽しみです。

  • ノスフェラスを舞台にした、モンゴールとの戦いも終結し、いよいよ新しい展開が始まります。
    パロには身を隠していたクリスタル公アルド・ナリスが帰還しますが、モンゴール軍に捕らわれてしまいます。
    ノスフェラスで敗れ去ったアムネリスは父ヴラド公の命で、アルド・ナリスとの政略結婚を命じられます。
    一方で、グインはセム族ラゴン族から王に就くよう懇願されますが、それを退け、パロの聖双子とイシュトバーンとともにパロを目指すことになります。
    また、草原の黒太子スカールは、たまたまアルゴスに逗留していた、やはりパロの王位継承者の一人であるベック公とともにパロを目指します。

    モンゴールに占領されたクリスタルの都を中心に、新しい登場人物を加えて、物語は急展開です。
    アルド・ナリスやスカールはモンゴールを退けられるのか?グイン一行は無事クリスタルにたどり着けるのか?
    魔道と科学が行き交うパロを舞台に、新しい戦いが始まります。

  • 2014/02/27~03/08

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著者プロフィール

東京都生まれ。早大卒。江戸川乱歩賞、吉川英治文学新人賞受賞。中島梓の筆名で群像新人賞受賞。『魔界水滸伝』『グイン・サーガ』等著書多数。ミュージカルの脚本・演出等、各方面でも活躍。

「2019年 『キャバレー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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