- 早川書房 (1981年11月28日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (288ページ) / ISBN・EAN: 9784150301453
みんなの感想まとめ
多様なテーマが織り交ぜられた短編集は、異星や未来の世界を舞台に、種族間の対立や人間の存在意義を深く掘り下げています。特に、「優しい接触」では、異なる種族の交流を通じて、共感や理解の難しさが描かれ、心に...
感想・レビュー・書評
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「遥かな草原に」「ただひとたびの」「優しい接触」「心中天浦島」「ステファンの六つ子」「黒い明日」の6編。「優しい接触」での、背景がありそな種族対立のような文学的な終わり方。「心中天浦島」は、同じ舞台と思われる話は他にもあるが、この話が一番哀れ。「ステファンの六つ子」は、子供出産の側からすると喜劇だが、6人目の子供になった個体からすると、その後は。地球人としての死後も放浪するのだろうか。「黒い明日」は、ステファンの六つ子の後の世界とも思える。でなくても、世代間の断絶はここ何十年が一番ひどいかもしれません。
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「遥かな草原に」
「ただひとたびの」
「優しい接触」
「心中天浦島」
「ステファンの六つ子」
「黒い明日」
「遥かな草原に」
異星で出会った問答無用で可愛いランブラーマウスという生物。個々人を分けて認識し、執着する人間のあり様を描く。
「ただひとたびの」
惑星への流刑というと、いくつか作品が思い浮かぶ。こちらはファーストコンタクトものをプラス。
「優しい接触」
姿は似ていてもお互いに殺し合い、別々の惑星で住む二つの種族が、たった二人で出会ってからの交流。収録作のなかでは一番好きかな。SF設定を、描きたいものにとても効果的に利用している。
「心中天浦島」
地上人と宇宙船乗組員とのギャップ。
「ステファンの六つ子」
ティプトリーに少し似た感じのあったなーと。こういう物語の始まりを描いた作品の読後感は好き。
「黒い明日」
「心中天浦島」の関係も、ジェネレーションギャップが拡大したもののように思えたが、こちらはそれの理由を恐ろしい解釈に。
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