紅蓮の島―グイン・サーガ(9) (ハヤカワ文庫JA)

著者 :
  • 早川書房
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本棚登録 : 310
感想 : 17
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  • Amazon.co.jp ・本 (291ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784150301477

感想・レビュー・書評

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  • ああ、マリウス。
    グインでも1,2を争う好きなキャラクターです。

  • 表紙はミアイル公子なのかしらん??綺麗過ぎてお人形みてえだな…。
    マリウスとミアイル公子、あまりにも少女漫画で…そんな終焉ってないよ…。
    リンダとイシュトヴァーンの既に悲しい予感のする初恋、レムスの覚醒…まだまだ続きが気になる…。

  • 無人島でのバトル終了。表紙はミアイル公子です。めちゃくちゃ悲しい巻です。最初読んだ時悲しくて悲しくて・・。

  • 無人島に漂着した一行。行方不明になっていたグインも不思議な性で再合流。そしてそこの洞窟で彼らが見た不思議な光景。光の子らが守る不思議な機械。手も足も顔もない異様な赤児。島が避けて飛んでいく光球。そして、それらに共鳴するリンダの予知力。これらはグインの過去に何か関係があるのでしょうか?
    船にたどり着いた彼らはアグラーヤの御座船に拾われます。アグラーヤで即位の名乗りをあげるレムス。いよいよ彼らはパロ奪還に向けアルゴスに向かいます。その中でリンダとイシュトバーンの関係にも変化が。
    そしてモンゴールでは、アルド・ナリスの恐ろしい陰謀で世継ぎミハイル公子が毒牙にかかります。
    そして、遂に婚礼の日を迎えます。

    マリニアの花のように
    神の嵐
    黒い洞窟
    帰還

    著者:栗本薫(1953-2009、葛飾区、作家)

  • 既読本

  • 紅蓮の島よりパロの方が気になって気になって……!あと、モンゴォォォォォォル!!

  • 再読。
    この巻は好きな巻の一つです。とっても悲しい、切ない、非情なこともありますが、今後の展開のカギとなるような不思議な生物?、そしてリンダ達がやっと安全なアルゴスへと辿り着きました。

     ミアイル公子とユナス伯、マリウスとのやりとりにほのぼのとしたのも束の間、ナリスの非情な命令が!
    傷付いたマリウスを匿ってくれたのは《煙とパイプ亭》のゴタロとオリー。スタフォロス城で戦死したオロの両親です。
    二人の言葉に涙しました。親は子をこんなに慈しんでいるものなのですね。

     そして、予知者リンダが見たもの、それはグインにもきっと関係あるものなのだろうと思います。
    その謎が明かされる日を心待ちにしているのですけれど、それはいつになるのでしょう…。

     レムスがアグラーヤの王に堂々と対面した時、レムスの今後に期待したのですけれど…。
    この時のレムスは結構良かったですよね^^;
    アルゴスでパロの王位宣言をしたレムスと王女に戻ったリンダ。今後の二人の道はまだまだ険しそうです。

  • アルド・ナリスの弟で、吟遊詩人に身をやつしているマリウスは、モンゴール大公の息子でアムネリスの弟のミアイルと交誼を結びます。しかしそんな彼に、ミアイルを暗殺せよというナリスからの命令が伝えられます。意に染まない殺人に手を貸すことになったマリウスは、ナリスのもとを離れ、一人旅に着くことを決意します。

    モンゴール大公の方でも、アルド・ナリスを殺害してパロを乗っ取ることを計画していました。しかし、肝心のアムネリスがナリスに惚れ込んでしまっており、その対処に苦慮させられます。

    一方、無人島で海賊たちの襲撃を受けていたリンダたちは、やはりこの島に流れ着いたグインと再会することになります。ところが、とつぜん島に異変が起こり、光球と未知の生物が現われて、島から飛び立っていきます。

    その後、ようやく島から脱出したリンダたちは、アグラーヤ国の船に救助されることになります。そこからリンダとレムスはスタック王のもとへ赴き、レムスがパロの新王として名乗りをあげることになります。

  • 2013/04/09

  • このへんからグインが空気薄くなる。

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著者プロフィール

東京都生まれ。早大卒。江戸川乱歩賞、吉川英治文学新人賞受賞。中島梓の筆名で群像新人賞受賞。『魔界水滸伝』『グイン・サーガ』等著書多数。ミュージカルの脚本・演出等、各方面でも活躍。

「2019年 『キャバレー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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