クリスタルの反乱―グイン・サーガ(13) (ハヤカワ文庫JA)

著者 :
  • 早川書房
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感想 : 16
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  • Amazon.co.jp ・本 (285ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784150301682

感想・レビュー・書評

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  • ナリス。

  • カースロンが哀れな感じでしたがスッキリした巻だったと思います。

  • あの方の亡霊が暗躍してたり、
    あの二人が別離を決意したり、
    あの謎のヒントがチラ見したり、

    一言で言うと、めっちゃ先が気になる。
    わくわくが止まらない!!

  • 再読。
    カースロンは無粋な男だけれど、真面目な普通の男だったのですね。ああいう最期で少しカースロンに同情しました。ナリス様にとってはそれも計画通り、予想通りだったのかもしれませんが…。
    カラヴィアのラン、そういえば学生達もいましたねぇ。すっかり忘れていたました。久々の再読だとほぼ“あらすじ”しか覚えていないものですねぇ^^;

  • 今回は、前巻でもレムスのもとに報せが届けられた、アルド・ナリスの蜂起とクリスタル奪還の話です。

    主として、アルド・ナリスとリギアの策謀に踊らされ、タイラン長官を裏切ってパロに奔ろうとするカースロンの視点から、物語が描かれています。

    忘れられた主役のグインもそうですが、それ以上にモンゴールへの密書を手にしたイシュトヴァーンのことが気にかかります。それにしても、カースロンが不憫です。

  • 既読本

  • ナリスに籠絡されたカースロン視点から始まり、アムブラを中心とするクリスタル学生街の反乱を描く。
    カラヴィアのラン、そしてリギアを救うようにアルカンドロス広場に現れたのは銀色に輝く甲冑を身に纏ったアルド・ナリスだった。
    カースロンはついにタイランへの謀反を決行するが……。
    ナリスが学生たちと初めてまみえ、クリスタル奪還を達成する。しかし、義勇兵を募ってもその兵力がモンゴールに及ばないのは明白。権謀術数を操る闇の王子としての本領発揮である。

  • いよいよパロの民衆が立ち上がり、クリスタル奪還の大きな動きが湧き上がります。そしてこの自発的な動きの背景にも策士アルド・ナリスの影が。そして、ついに、死んだはずのアルド・ナリスが「民衆の前に現れ、モンゴールの勢力を圧倒します。ついにクリスタル奪還。しかし、これは第二黒竜戦役のスタートでしかありませんでした。各地で立つ旧パロ軍、草原からパロを目指すレムス軍やスカール軍、沿海州の連合軍、そしてクリスタルのアルド・ナリス、勢いを増すパロ勢力に対し、モンゴールも体制を立て直し反撃に出ます。パロの独立は回復されるのか?

    蜂起
    亡霊よみがえる
    カースロンの最期
    ナリス入城

    著者:栗本薫(1953-2009、葛飾区、作家)

  • 2013/07/02

  • カースロンが気の毒。

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著者プロフィール

東京都生まれ。早大卒。江戸川乱歩賞、吉川英治文学新人賞受賞。中島梓の筆名で群像新人賞受賞。『魔界水滸伝』『グイン・サーガ』等著書多数。ミュージカルの脚本・演出等、各方面でも活躍。

「2019年 『キャバレー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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