- 早川文庫 (1983年6月29日発売)
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感想 : 30件
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Amazon.co.jp ・本 (272ページ) / ISBN・EAN: 9784150301736
みんなの感想まとめ
多様なテーマを持つ短編集で、言葉や知性、記憶、そして甦りに関する深い探求が展開されます。荒涼とした火星での画家と無機的生命体の交流を描く「スフィンクス・マシン」、宇宙で新たな生理機能を持つ女性を中心に...
感想・レビュー・書評
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「きみの心とはなんだ?そんなものはどこにもない。脳を走るパルス群の事か?」
心理療法医の勧めで荒涼たる火星を訪れた画家と、人間とコミュニケートできる岩に似た無機的生命体の接触を描く「スフィンクス・マシン」。
女は、女と男そして愛娘を生むことが出来る――。宇宙空間で妊娠した女性に発現する新しい生理機能とは何か…「愛娘」。
知性に支配された不死人都市で、「母親」に恋をしたために大人になれない自分を悔やむ少年が選んだ生き方とその結末…「甘やかな月の錆」。
すべての言語活動が禁止されている無言世界で、言葉を操る言葉使い師と出会ったために、否応無く裁判にかけられることになってしまった「きみ」の物語…表題作「言葉使い師」他2編。
言葉、知性、記憶、そして甦りの短編集。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
普通に楽しめる本
ただ、私にはどのような状況なのか想像できなかったけど -
イルカの森が爽やかな読了感で好き。
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蔵書整理で手放すので、再び出会い読む日もあるか
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マリオネットたちに愛をこめて
作者のテーマが最初に書いてあった! -
高校の頃、読んだはずだが、全然覚えてない。
mmsn01-
【要約】
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【ノート】
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小説
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SF。短編集。
どの作品も独特の世界観と不思議な読後感。
切れ味鋭いSFホラーの「愛娘」「美食」も好きだし、「イルカの森」の主人公が原始的なヒトへと退化していく様子も面白い。
今まで読んだなかでは、この著者の短編作品にハズレなし。 -
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神林長平初期の傑作。SF的情景描写がどれも美しく、テーマもこの作者には珍しく直球でSFしている。
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表題作の、最後のひとことにどっきり。
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第2作目の短編集ということで、6作全て初出が私が生まれる直前(の3年間)。むはぁ…。 どれもそれぞれ好きだけど…漠然とした不安をフィクションの中に提示されたようで、全体的にぞっとしていた気がする。だからこそ読まなきゃいられないのだけど! 今回は、表題作<言葉使い師>が群を抜いて好きだけど、あと<愛娘>はSFベースの都市伝説っぽさが好み。 間を置いてまた再読したくなる本だ。
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夢幻のSFと、言葉で黄色いバラを一輪。
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まだこの頃は若いということだろう。アイデアは豊富だが、何か少し物足りない。
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発想がおもしろい。ただちょっと気分が下降気味の時に読んじゃったので、もう少し明るい話が欲しかったデス。
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アシモフ/クラーク風の皮肉が利いたものから、ディック的な大仕掛け、そして真骨頂=言葉・自我をテーマにした作品まで、初期作品にしてその多彩さを十分アピールした一冊。特に表題作は30ページ弱にして、イメージと「言葉」が記憶に鮮やかに残る佳作。あと「イルカの森」や「甘やかな月の錆」のありそうな設定に見えてすこーしひねってるところに神林感(謎)を感じた(後者はタイトルも素晴らしい)。こういう作家の色みたいなものを知ってしまうと、その作家にだだハマりまではあと一歩である…。
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スフィンクス・マシンが好きです。絵を描くことが好きなのでなお一層です。
久しぶりに日本人作家のを読んで落ち着きました。
短くて読みやすくて好きです。 -
神林長平、第二短編集。「スフィンクス・マシン」「愛娘」「美食」と、前半三篇はどれもじわじわと怖い話で、後味が悪いというか、読後もかなりダメージが残る。後半三篇も怖いと言えば怖いのだが、神林作品らしい“夢”のような雰囲気を持ったSFで、個人的にはこちらのタイプの作品の方が好み。特に、表題作「言葉使い師」は、二人称小説というスタイルの珍しさがまず印象的で、かつその二人称スタイルが腑に落ちるラストがとてもいい。
そして、どの作品でも非常に独特なSF的世界設定が敷かれているが、そのどれもが読んでいる内に違和感がなくなる自然な描かれ方で、いつものことながら凄いSF作家だなあと感じ入る。どの世界も、我々が生きる世界の未来の姿として十分にリアルで、実際にはこの世界はどの選択肢を選んで進んでいくのだろう?などと考えてしまったりも。
著者プロフィール
神林長平の作品
