パロへの帰還―グイン・サーガ(16) (ハヤカワ文庫JA)

著者 :
  • 早川書房
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本棚登録 : 283
感想 : 14
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  • Amazon.co.jp ・本 (282ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784150301774

感想・レビュー・書評

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  • レムス&リンダ。

  • リンダが衝撃的な予知夢を見てレムスの戴冠式で叫んでしまうシーンが印象的です。やっぱり薫凄いと思う。

  • 再読。ここまでで一区切り。やっと序章が終わったところでしょうか^^;
    パロに肩入れして読んでいるとモンゴールが敗れて万歳なのですが、一番立場の弱いトーラスの市民が略奪や暴力に晒されるところは胸が痛みます。
    片脚を失っても戻ってきたダンや目が見えなくなってしまったゴダロ、それでも生きていく一家は一番強くしなやかな心を持っているのだと思います。
     また、囚われの身となったアムネリスはクムを相手にしたたかな交渉をします。ナリスを手本にしたようですが、そのまま相手を手玉にとっていけるのでしょうか。
     そして、いよいよ真珠達がパロへ戻ってきました。
    パロ国内でのナリスの人気に焦るレムス。リンダの予知。
    最初に読んだ時もこれからのパロに不安を覚えたものですが、先をある程度知っていると、このまま何とかならないものかなぁと思ってしまいます(苦笑)。
    レムスはまだ15歳なのですからね、焦ることはないのですけどねぇ・・・。

  • 2013/08/17

  • ついにグイン・サーガ第1部(作者によると序章)も完結です。NHKのアニメもここまで。ですが、今巻もグインは全く登場しません。イシュトバーンもね。トーラスは占領されアムネリスはクムに捕えられ、レムスとリンダはパロへ帰還します。ここまでは予想通り。しかし、登場人物のそれぞれに新しい冒険や動乱・混乱の予想がちりばめられ、ケイロニア編につながっていきます。
    それにしても、トーラス陥落の場面はアニメと違って凄惨そのもの。いわゆるいい人側に立つ人もいろいろなんですねぇ。

    流血の日
    幽囚
    パロへの帰還
    レムス戴冠
    エピローグ

    第41回星雲賞日本長編部門
    著者:栗本薫(1953-2009、葛飾区、小説家)

  • 既読本

  • 図書館で欠本になっていて止まっていた。いつの間にか補充されていたので読書再開。

  • モンゴールが滅ぼされ、アムネリスが一皮むけました…なんか一気に惚れましたね。あとがきにもありましたが確かに女性は同性の幸福には厳しいが不幸には優しい(笑)。逆よりいいよね;;と思いながらも…。今までごめんなさいアムネリス。そしてパロの真珠たちもとうとう帰還。レムスの戴冠式が華々しく行われました…が!リンダの予言は…どうなることか;;そしてリンダの今後も心配です。イシュト男見せろよー無理かな。一番感動したのはエピローグです。ダンおかえりぃいいい!!そして次巻、御留守が多い主人公は出てくるのでせぅか…。

  • おバカのアムネリスが少々成長か。
    描写がやたら長く物語が全然進まない・・・

  • ついに終わりましたよ。
    グイン・サーガ。
    の序章。
    16巻も使って、
    それが物語の第1話だった。
    すごい話だよ、まったく。

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著者プロフィール

東京都生まれ。早大卒。江戸川乱歩賞、吉川英治文学新人賞受賞。中島梓の筆名で群像新人賞受賞。『魔界水滸伝』『グイン・サーガ』等著書多数。ミュージカルの脚本・演出等、各方面でも活躍。

「2019年 『キャバレー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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