絶句 上 (ハヤカワ文庫 JA 237)

著者 :
  • 早川書房
3.51
  • (20)
  • (8)
  • (54)
  • (1)
  • (2)
本棚登録 : 229
感想 : 21
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (431ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784150302375

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • ディアナディアディアスの後なだけにこれはちょっと読むのがつらかった。もとちゃんワールド的なノリが…。しかも上下巻、長い。

    これも第13あかねマンションでてきたね。

  • この方の作品は以前に読んだことがあって、一人称の文体が余り好みではない……と思って避けていたのだけれど。
    SFでオススメを検索すると、必ず出てくるこの名前。
    仕方が無いので読んでみた。
    最初は抵抗あったけど、慣れた。
    話は、これどう結末つけるの……って感じ。

  • 24年ぶりに読み直し。
    正直、この頃のこの手のSFは今となっては読みづらい。ただ、携帯電話などのアイテムも出てこないし、鉄道は国鉄だし、変な意味を込めずの「お宅」という呼称など、懐かしさがにじみ出てます。

    ただ、ぶっ飛んだ登場人物、万能の創造能力を持った主人公……あれ?どこかで見たような(笑)

  • 大好き。新井素子さんの作品の中で一番好きなのはって聞かれたら多分これを答えるぐらいに好き。

  •  SF作家志望の女の子の中のキャラクターが実体化したら……というSFコメディ。設定だけ見て荒唐無稽でバカバカしいと言い切れないイキオイと引き込み具合が見事。(もちろん荒さはあるんだけど、読ませてしまう)

     読み返しだから後編のどんでん返しを知っているんだけど、それでもこの前編くるかーと読ませてしまう。
     検索して知ったんだけど、新規再版されてないんだね。残念。

     新規再販しようがないというか……ケータイパソコンがここまで普及してしまうと、ちょっと昔の現代SFとか推理って難しくなってしまうよなぁ……。

  • 俺まであいつのことを忘れてしまったら、
    誰があいつのためにときどき酒を飲んでやるんだよ

  • これは読むべき。
    特に物書きさんは読むといいと思う。

  • 初めての新井素子。
    入りやすい一人称の文体と現代FTっぽい要素に惹きこまれ。
    キャラ対談に相当ビックリしたのも良い思い出。

  • 大好き!!
    兎に角大好きだった小説で…今でも心の片隅で続編というか、彼らとの再会を待ってます

  • 新井素子の、以後の小説の主人公たちが、一堂に会する小説です。
    俺も、第13あかねマンションに住みたいです。

全21件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

1977年「わたしの中の・・・・・・」が奇想天外新人賞佳作に入賞し、デビュー。以後『いつか猫になる日まで』『結婚物語』『ひとめあなたに・・・』『おしまいの日』などを発表。1999年に発表した『チグリスとユーフラテス』が第20回日本SF大賞を受賞。

「2022年 『絶対猫から動かない 下』 で使われていた紹介文から引用しています。」

新井素子の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×