- Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
- / ISBN・EAN: 9784150302658
作品紹介・あらすじ
黒龍戦役もおわり、ようやく平和が訪れたかに見える中原。だが、その背後で暗躍するものの影は、今もそこかしこに蠢く。パロのクリスタル・パレスでは、少年王レムスとアルド・ナリスとの軋轢が緊張の度を増してゆき、またかつての陽気な傭兵イシュトヴァーンは、王たらんとする野望へと歩を進める。そして、ここユラニア領では、ケイロニアの軍籍をぬけた精鋭一万騎が、グインの指揮の下、向かうところ敵なしの進撃を続ける。そして遂にアルセイスを臨む丘に達したとき、思いがけぬユラニア進攻の目的がグインによって語られるのだった。
感想・レビュー・書評
-
天野喜孝。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
全表紙の中でこれが一番好き。何故ならこれを見て読もうと思ったから。まさかこんなに長い話あるなんて思わないので、どれから読んでも同じだろうと思ったのです(今となっては小説初体験だから仕方が無いが謎)。
ここから読んでも面白かったんだからすごいです。ユラニアの小村でグイン軍の行軍を見ようと少年が木に登って、落下した所を颯爽とグインが受け止めるんですがそのかっこいい事かっこいい事。超カッコいいグインが、とても優しい事が最初の数ページで分かる素晴らしい巻です。 -
グインが出てくると、話がどんどん進むね。
-
1997年7月14日再読
2007年3月16日再読