敵は海賊・不敵な休暇 (ハヤカワ文庫 JA カ 3-13)

著者 :
  • 早川書房
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感想 : 25
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  • Amazon.co.jp ・本 (441ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784150303945

感想・レビュー・書評

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  • チーフ・バスターが休暇を取ってラテルチームがチーフ代理に。ちょっと読みにくい。

  • 敵は海賊・不敵な休暇 (ハヤカワ文庫JA)

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  • これまでに読んだ「敵は海賊」シリーズの長編の中では、一番おもしろかった。このシリーズの長編は、「猫たちの饗宴」や「海賊たちの憂鬱」のようにどたばたした話より、「海賊版」やこの作品のようにシリアスな話の方がおもしろいと思う。何よりも印象に残ったのは、アプロと匋冥の一騎打ちの場面。なるほど、確かにアプロはただの黒猫ではなかった。些細なことだが、第5章で匋冥とジュビリーが亜空間に閉じ込められたとき、匋冥が状況を理解しすぎているように見えるところが気になった。

  • ヨウメイvsアプロ!だけで満足でした。

  • 以前、この巻の途中まで読んだ気が。
    チーフ・バスターの状況が結構ハードボイルドでした。
    ジュビリー、よく迷惑かかってますね。
    特殊能力のあるスパイ…。トランジスタにヴィーナスですね、と考えると笑えてくる。(…おじさんだけど。薄い顔のおじさんだけど。)
    アプロの真面目な戦闘がかっこよいです。

  • おもしろかったぁぁぁー!!まさに書いてあるとおり<現実の場に立ち上がる物語の迷宮>って言葉がぴったり。敵は海賊…どんどんおもしろくなるっ。意識の有無、意識するしない、操られる操られない、そして海賊と海賊課。うーん、魅力的なキャラクターたちに頭むにむにされた!とりあえずアプロは最強で最凶。アプロは単純だと思った瞬間それは間違いで気付いた時には食われているんだわきっと。

  • 解説で書かれていた「第四章の最後から数ページ目」の「すっごく意味ありげなフレーズ」、「<敵は海賊>の世界全体をひっくり返すようなやつ」っていうのは引用の文章のこと?
    地球人について他の巻に言及あったっけ……。

  • 海賊の休暇に、乾杯。



    序盤の「敵は海賊、ぶちのめせ」なラジェンドラが可愛い(笑)。たまに振りきれてるラジェンドラさん。
    そしてなんといってもラスト、ヨウメイとアプロの対決がかっこええ……!

  • シリーズ第四弾の敵は、「顔のない男」。
    文字通り見えざる敵を相手に翻弄される海賊課と匋冥ですが、彼等の強烈な個性が「プロット」に収まりきるわけもなく、やがて物語は書き手の意志を離れ、登場人物たる彼等自身の手によってクライマックスへと向かいます。

    書くものと書かれるもの、物語の内側と外側。
    そんな神林ワールドも満載の読み応えある一冊です。

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著者プロフィール

作家

「2023年 『ベスト・エッセイ2023』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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