バーにかかってきた電話 (ハヤカワ文庫JA)

著者 :
  • 早川書房
3.71
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本棚登録 : 1873
レビュー : 241
  • Amazon.co.jp ・本 (370ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784150305383

作品紹介・あらすじ

いつものバーで、いつものように酒を呑んでいた「俺」は、見知らぬ女から、電話で奇妙な依頼を受けた。伝言を届け相手の反応を観察してほしいという。疑問を感じながらも依頼を果したのだが、その帰り道、何者かによって殺されそうになった。そして、ひとり調査を続けた「俺」が知ったのは依頼人と同じ名前の女が、地上げ放火ですでに殺されていたことだった。

感想・レビュー・書評

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  • ルンペン生活、ホームレス、刑務所出所後から突然文才を発揮し芥川荘賞受賞などと文壇に登場する人は少なくは無い。そして一発屋も多い。だがしかしこの人は凄い!
    文章もおしゃれだし組み立て方も良い。東直己、追跡開始
    但し、個人の好みとして、最終の時系列的謎解きなんぞは首を傾けざるを得ない。
    最初の登場人物の説明は、光輝高齢者目前の私には・・・・助かる

  • 東直己さんの「バーにかかってきた電話」読了。ススキノの街を酔いどれ探偵が駆け抜けるシリーズ第2弾。ある晩、コンドウキョウコと名乗る女性から電話で奇妙な依頼を受ける。ある場所に伝言を伝え、相手の反応を教えてほしいというもの。不安を感じながらも任務を果たした「俺」は、危うく殺されそうになり、依頼人と同姓同名の女性が地上げにまつわる放火事件で殺されていたことを知る。。本作は大泉洋が出演した映画の原作です。謎の依頼人との電話のやりとりで、悲しいかな美人を連想させるその人に、いいように振り回される「俺」が面白かった。また予想外の展開もあり、最後まで楽しめます。気になる方は是非。

  • 映画鑑賞済み。
    映画でもそうだったけど、ラストのウエディングドレスの裾で〜の部分で悲しさがこみ上げてくる。
    高田との関係性が、映画と違って戸惑ったけど。

  • 映画「探偵はbarにいる」の原作であります。【調査】は簡単なはずだった…。コンドウキョウコ殿からバーに電話がかかってくるのでありますが、その依頼は一見簡単そうに聞こえる依頼であるがいつも命がけになるのであります。

    読み進んでいくと沙織殿のことを好きになったり嫌いになったりと…最後は…

    引き込まれて結末が予測できませんでした。
    地球侵略するのはススキノから攻めるでありますか!

  • 改めて読むと、若い頃の「俺」は暴力にビビったり、悔し涙を流したり、結構可愛いところがあったんだなあと思う。
    前にも書きましたが、大人になった登場人物を知ってから古い作品を読むのは、同窓会で昔話をしているようでかなり楽しいです(ちょっと違うかな)。

  • 前作はなかなか馴染めなくて
    読むのに苦労したけど
    今作は映画を先に見ていたので
    思ったよりサクッと読めたし、
    話を知っていても面白かった。

    映画の続編が楽しみ。

  • 映画を先に観た。
    映画よくできていると思います。

  • シリーズ最高傑作と目される、そしておそらくはそのとおりであろう、非常に精密なプロットと「俺」のハードボイルドさが浮かび上がる名作。

    80年代のススキノの昭和のイメージが自ずと浮かぶ描写には道産子で、しかも当時ティーン・エイジャーであった私にはやはり胸を打つもがある、何度読み返しても。

  • 読み終わった

  • 69:9月封切の映画原作。映画の評判が良いので、見に行く前に……と思って読んでみました。面白いのは面白いけど、終わり方が微妙に納得できず……。「みんな幸せに暮らしました!」という終わり方がありえないのは認めるとして、たぶん私は主人公が精神的に報われないラストがあまり好きではないんだろうなーと思いました。映画版ではどんな終わり方なのか、ちょっと楽しみです。

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著者プロフィール

一九五六年札幌生まれ。本郷幼稚園中退、本郷小学校卒、東白石中学校卒、札幌東高等学校卒、小樽商科大学中退、北海道大学文学部哲学科中退。
現場作業員、ポスター貼り、調査員、ガードマン、トラック助手、編集者、広告営業、コピーライター、受刑者など諸職を転々。
一九九二年『探偵はバーにいる』(早川書房)で小説家としてデビュー。同作は、一九九三年『怪の会』激賞新人賞受賞。
二〇〇一年『残光』(角川春樹事務所)で日本推理作家協会賞受賞。

「2010年 『北の作家 書下ろしアンソロジーvol.2 utage・宴』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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