薬局通 (ハヤカワ文庫 JA カ 7-1)

著者 :
  • 早川書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (255ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784150305574

感想・レビュー・書評

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  • 物置の奥深くから出てきた本。奥付を見ると約20年前の出版。

    唐沢俊一さんが最初に出した本。文中、いろいろな知識、フレーズが散りばめられカラサワワールド全開。

    自分の飲んでいると薬を思い浮かべながら一気読み。

  • 「薬局通」3

    著者 唐沢俊一
    出版 早川書房

    p125より引用
    “独創性というのは案外身近に実例があるものだ。”

    雑学博士として有名な作家である著者による、
    薬に関する話題をまとめた一冊。
    身近な町の薬局の謎から作用・副作用についてまで、
    実家が薬局である著者ならではの雑学が盛り沢山です。

    上記の引用は、
    日本の貼り薬に関するコラムの一文。
    隣の芝ばかり見ているよりも、
    自分の家を地道に手入れしたほうが良い気分になれるようです。
    世界では貼り薬が発達している国は、
    あまりないらしいです。
    祖母が病院に通っている時は、
    湿布薬があふれる程家にあったものですが、
    祖母が風呂場でうっかり湿布を置き忘れると、
    次の日何倍にも膨張した、
    奇妙で気味の悪い白いゼリー状の湿布を何度も見ました。
    ああいう光景を外国の方は見ることはないのでしょうか、
    みた所でまったく意味はありませんが。

    ーーーーー

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著者プロフィール

1958年生まれ。作家/評論家。と学会運営員。大学在学中からアニメ、演劇関係の仕事に携わる。トンデモを近代サブカルチャーとしてとらえる立場から、と学会の活動に参加。『奇人変人偏愛記』(楽工社)『スコ怖スポット東京日帰り旅行ガイド』(ごま書房)など、著書多数。TV番組「世界一受けたい授業」の先生役などとしても活躍中。

「2011年 『トンデモ本の世界 X』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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