向う端にすわった男 (ハヤカワ文庫JA ススキノ探偵)

  • 早川書房 (1996年9月10日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (304ページ) / ISBN・EAN: 9784150305642

みんなの感想まとめ

軽やかで人情味溢れる探偵の物語が詰まった短編集です。ススキノを舞台に、主に主人公が周囲の人々に振り回されながらも、独特の魅力を放つストーリーが展開されます。シリーズ初の短編集ということで、気軽に楽しめ...

感想・レビュー・書評

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  • ススキノの探偵シリーズです。
    ご存知「探偵はバーにいる」・・・のシリーズ。
    今作はシリーズ4作目、初の短編集とのこと。
    著者の作品は初読みだったため、
    読みやすいのではないかと安易に選択。
    大泉洋主演の映画を観ていたため、探偵の容姿は大泉洋から離れない。
    あの一見軽いキャラクター、時に人情味タップリの味のある人物。・・・読んでいて違和感無く、ピッタリはまっているのです。
    長編も読んでみよう・・・と思える作品でした。

  • 映画を観て、ちょっと気分の良くなった<俺>はいつものバーで飲んでいた。
    その店に後から入って来た男が背負っている哀愁みたいなものに惹かれた<俺>はちょっとしたお節介を焼くのだが......。(「向こう端に座った男」より)

    2013年8月24日読了。
    ススキノ探偵シリーズ初の短編集で表題作他に3編を収録しています。
    いつもは自分の信念で事件を追いかける<俺>が滑稽に振り回されてしまうお話ばかり。
    長編が続いたので、これはこれで肩の力を抜いて楽に読めました。

  • ススキノハードボイルドシリーズの短編集。
    こういった短いストーリーもこのシリーズには合っているのかも。
    全編楽しく読めた1冊。

    その日暮らしでしょっちょう危ない目にあっているのに
    なんとなく楽しげに軽やかにススキノの街で生きている「俺」の生き様が好き。
    まーこんな男にホレちゃったらたいへんそうだけどね。

  • トルコ アメリカホモ奇病エイズ フジタ 花岡組 本州資本 真駒内 川崎 結婚詐欺 SM 酒を飲んでエロくなる奴は好きになれない 稚内市 クルクルとドロボウ 北24条 高田 空手 ポーター客引き
    タンブラーグラス(英語:tumbler)は、シリンダー形のグラスで、通常、コップ(ガラスコップ)と呼ばれているもの「タンブラー」の語源は『倒れるもの、転ぶもの』。その理由は、もともとはこの言葉が獣の角で作られた器などを指していたからである。ハイボールグラスとも呼ばれる。ソフトドリンクやロングカクテルを飲むのに用いられる。
    さげすみ蔑み/さげすむこと。軽蔑。「―の目で見る」
    『ペンゴ』(Pengo)は、1982年にリリースされた、セガ販売のアーケードゲーム。また、その主人公キャラクターの名前。コアランドテクノロジー(現バンプレスト)開発とされている
    携帯電話など各種プラットフォームに移植されている。

  • 短編集なのでサクッと読み終わりました。

  • ススキの探偵シリーズの第4冊めになるが、これは短編集。いつものメンバーがでてくる安定のおもしろさ

  • 前作読了から数年経過しているせいか、物語に入っていけない感じでした
    前2作はよかったけど、今回の短編集はいただけないです・・・
    調子のいい男はだらっとしてて、いただけないです

  • 収録された作品の中では、中編の「調子のいい奴」が面白かった。主人公が、メディア革命を巻き起こすと息巻く男の調査をし、男の真実に迫っていくが、男は本当に調子のいいことばかり並べ立てており、滑稽ですらあった。
    一人称で語られる文体は大変テンポが良く、読んでいるとなんだか自分も主人公のようなハードボイルドな男になったような気分を味わえた。

  • スマートフォンどころか携帯電話すらなく、自動車電話が当たり前だった時代の札幌・ススキノを舞台にした物語だ。
    職に就かずトランプ博打や探偵の真似事で日銭を稼ぐ「俺」が出会った悲喜こもごものエピソードを軽いタッチで描いた連作短編集になっている。

    おかしみのある邪気のない一作から、詐欺や暴力や殺人といったきな臭い短編まで、軽妙で洒脱を気取った語りは読んでいて楽しい。

  • もっと読み込みたいと思ってしまうということは、長編の方が好きなんだな。シリーズが続くと短編集もあるよね、と割り切って読むと結構楽しめた。でもやっぱり長編が読みたい。

  • ある夜「俺」のところに、結婚詐欺にまつわる依頼が舞い込んだ。詐欺を仕組んだのは、元一流商社マンの伊野田という男だという。さっそく「俺」は、札幌にメディア革命を起こそうと息巻くこの男の企画会社にもぐり込んだのだが…夢見る男の不気味な犯罪を描く中篇「調子のいい奴」ほか、バーにすわった謎の男をめぐる表題作など、5篇を収録。

  • この作者さんは話のテンポが好き。ハードボイルド、なんですね。映像化するとたぶんすごいんだろうなって。確かに。’探偵はバーにいる’ってほんの一部だもんね。

  • 「探偵はBARにいる」の短編集。主役がけっこう強い、相棒が強いのはわかるけどこんな強かった?このシリーズは映画のほうが圧倒的に面白いな。

  • 以前読んだときはぱっとしないなと思ったが、再読したら意外によかった。探偵の失敗談が多く、ほろ苦い読後感になる作品が多い。一話目は、探偵の醸し出す緊張感がやけに強いなと思っていたら見事に裏切られて、気持ちいいし。

  • ススキノを縄張りとした人助けの延長の探偵もどきが絡んだ事件もどきの短編集。
    出てくる人たちは全員個性が強くてちょっとお腹いっぱいな感じはあるが、ヒマな時に読むには良いと思う。

  • いま読むと、古い。でも、いいね。札幌。

  • 初の短編集。長編の方が面白い。唐突に終わる話もあるし、救いのない話もある。ただ後書きは面白かった。

  • 『探偵はバーにいる』シリーズの短篇集。

    最新作では還暦を迎えている主人公の俺も、この頃はまだ二十代。

    時の趨勢を感じる。

    ただ、どうしても60年代、70年代辺りの話になるとどうも...

    ただ、今回の作品は巻末の著者後書きが面白い。
    小説なのに、あたかもそこの登場人物のモデルがいるかのような問合せが多いとか。

    世の中、それだけ腐った人間が跋扈してるということか。

  • (303P)

  • ススキノ探偵シリーズの短編集。
    本編と比べると話のスケールはなおしょうもないのだが、
    出てくる人間のどうしようもなさが変にリアルで面白い。

    全編とも最後は何とも言えないやりきれなさがある。

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著者プロフィール

一九五六年札幌生まれ。本郷幼稚園中退、本郷小学校卒、東白石中学校卒、札幌東高等学校卒、小樽商科大学中退、北海道大学文学部哲学科中退。
現場作業員、ポスター貼り、調査員、ガードマン、トラック助手、編集者、広告営業、コピーライター、受刑者など諸職を転々。
一九九二年『探偵はバーにいる』(早川書房)で小説家としてデビュー。同作は、一九九三年『怪の会』激賞新人賞受賞。
二〇〇一年『残光』(角川春樹事務所)で日本推理作家協会賞受賞。

「2010年 『北の作家 書下ろしアンソロジーvol.2 utage・宴』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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