私の選んだ文庫ベスト3 (ハヤカワ文庫JA)

  • 早川書房 (1997年10月23日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (294ページ) / ISBN・EAN: 9784150305895

みんなの感想まとめ

テーマは、特定の作家から選ばれた三つの作品を通じて、読者に新たな視点や発見を提供することです。選者が一人の作家に焦点を当てることで、一般的なオールタイムベストとは異なるユニークな構成が生まれています。...

感想・レビュー・書評

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  • この間、図書館へ行ったとき、
    数合わせと言うか、あともう一冊くらい…と思って
    ふと目に留まって、借りた本。

    これが、当たりも当たり、
    大当たりで、絶版だったので古本で探して
    買ってしまった。
    (なので、今私の家にはこの本が2冊あります)

    こちらは毎日新聞の日曜日の書評欄で、
    ある人が自分の好きなある人の三冊を選ぶと言う連載をまとめたもの。

    自分の実家も以前毎日新聞をとっていたので、
    確かにこのコーナー読んでいた。
    (いまも続いているのかは不明。)

    やはり、ある作家に興味を持って、
    でも何を読んだら良いかしらん?と迷ったら、
    その作家を好きな人に聞くのが一番ね。

    この本をみていて、
    自分の好きな作家が出てくると、
    「ふむ、そうきますか…!」と感心し、
    自分だったら…と考えて、
    もう一回、読み返してみよう、と思ったり、

    名前だけ知っている、または全然知らない、
    でも面白そうな作家が次々と現れ、
    「はやく、はやく、この本を…!」と、
    ソワソワと焦りだしたり、

    とにかく、本は
    読んでも、読んでも、きりがない!
    背中すら、見えてこない!
    でも、そこが良いのよね…。

    ある人が、
    「友に推薦されて読みだした…
    友もここを褒めていた…友も…」
    とやたら友だちが出てくるので、
    「きっとこれは最後に
    『友と言うのは○○(誰か有名人)である。』と言うのだな…」と
    予想していたら、何もなく終わった!
    (ほんとにただの友、だったみたい)

    また、和田誠さんの似顔絵付きで、
    (読み手と作家とも)で、
    本の内容をよく知らないと書けないおまけつきのイラストで
    そこもとても楽しい。
    (もちろん、気付くのは自分の読んでいる作品のところだけ、ですが)

    シンプルな線で、そして、「これは和田さんの絵だ」、と必ずわかるタッチで
    こんなにも似ているように描けるのが、すごい!

    と、楽しく読み終わったところで、あれ?、終わりに悲しい一文が…

    「文庫化にあたり、都合により一部収録できないものがあったことをおことわりします。」

    ふと、この本を手に取り、
    「あれ…?俺の書いたの、カットされてる…!」と思った人がいると想像すると、
    なんだかとってもかわいそうだなあ。

    それとも、接待掲載みたいな(?)、
    新聞には載せてあげたけど、本に載せるほどのものでは決してない回が
    あったのかな?

  • 改めて読み直したが、以前ほどつまらないとは感じなかった。
    選者が、一人の作家から3つの作品を選ぶ形なので、よくあるオールタイムベストみたいなものになっていない。(それも好きですが)
    挿絵もいいですね。

  • 読書案内本。選者と対象の作家の組み合わせが意想外で面白い。田中小見昌がカントを選んだりしてる。遠藤周作も選者として登場。このときはまだ元気だったんだ。

  • ハヤカワ文庫

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著者プロフィール

大正14年8月27日、山形県生まれ。昭和25年東京大学文学部英文学科卒。作家。日本芸術院会員。大学卒業後、昭和40年まで國學院大學に勤務。小説・評論・随筆・翻訳・対談と幅広く活躍。43年芥川賞を、47年谷崎賞を、49年谷崎賞・読売文学賞を、60年野間文芸賞を、63年川端賞を、平成3年インデペンデント外国文学賞を受賞するなど受賞多数。平成23年、文化勲章受章。著書に『笹まくら』(昭41 河出書房)『丸谷才一批評集』全6巻(平7〜8 文藝春秋)『耀く日の宮』(平15 講談社)『持ち重りする薔薇の花』(平24 新潮社)など。

「2012年 『久保田淳座談集 暁の明星 歌の流れ、歌のひろがり』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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