消えた少年 (ハヤカワ文庫 JA ア 3-4)

著者 :
  • 早川書房
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本棚登録 : 884
感想 : 85
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  • Amazon.co.jp ・本 (444ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784150306014

感想・レビュー・書評

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  • 面白かった!
    ページが止まる事なく、さくさく読める。
    シリーズの第1作目から読んでみたいです。

  • ススキノ探偵シリーズ第三作。

    畝原シリーズ読んだ後だと軽く感じるが、
    その分読みやすい。
    最後の犯人がちょっと強烈だった。

    次映画化してほしいのはこの作品かなー。
    描写に相当無理があるんだろうけど。
    その場合、犯人役を誰がやるんだろうとか考えてみたり。

  • 東作品は、登場人物が与えられた以上の役を演じる。
    一人一人の奥行きという感じが、とてもよく表れる。

    また、北海道ススキノという地域密着型も良い。
    石田衣良の『池袋ウエストゲート』に違いかな。
    こっちのが、先か。

    とにかく、シリーズものなのにダレた感がないのが素晴らしい。

  • 俺シリーズの中でも好きな作品。軽い俺なのに話は身近で難しい。本当にいい奴だなと思う。少年は助けるは最後は立ち上がるは、本当いい奴だからハッピーエンドで良かった。
    その分犯人の印象が強く、モンスターとはこういうことかと。

  • 2014.1.17

  • 高田は、北大の農業経済のオーバードクターで、ナチスの農業政策の研究をしている 安西春子 手稲星稜中学校の国語の教師 お通しは酒を頼むと出てくる小鉢料理で、テーブルチャージは座席料ですね。エンシャントエイジ 中島翔一 中島公園 豊平館 創生川 遊星からの物体X 太平 暗黒社会の組織の人の奥さんをバシタと言う 朝里 大麻 生活反応
    ステディとは、英語のSteadyから来ています。意味は、恋人、特定の交際相手 安定{あんてい}した、決まった、しっかりした、着実{ちゃくじつ}な 一様{いちよう}の、規則的{きそくてき}な、変わらない
    一戸 廊下の歩き方に異様な情熱を燃やしてるヤツ 自分の権力を確認して満足 右側通行病 俺は自己憐憫が嫌いだ 彼は、状況を理解する努力をせずに、ただ絶望しているらしかった。俺は希望を捨てない。少なくとも、事態を明確に把握せずに、希望を捨てるようなことはしない。 山下達郎 ライドオンタイム 鷺坂 ギムレット アラスカ カルピス
    リベート(rebate)は、謝礼名目で授受される金銭のこと。売上割戻、仕入割戻。キックバックとも。
    シャクシャインの乱 円山 大麻 ロシナンテ 茅部 強制ワイセツ 半沢 近親相姦教師 洗面器 焼却炉 ランドクルーザー 転送届け 速達 阿倍光子 ライト 富美子 恐ろしい切れ味の大外刈り 種谷 アサイ 四人のヘンタイ遊び 盗聴器 出産経験 捜査を混乱 桐原 花岡組 ワイズクラックへらず口 知性というのは笑うものだ ちゃんとものを見て、距離を適当にとるとなんでもおかしくなるもの ギャグや軽口

  • この巻は、〔俺〕にとって大切な巻かな。前に助けた彼女、やっぱり出てきた。
    すっかりススキノシリーズはまってます。読みやすいんだもの。

    でもやっぱり喧嘩のシーンは空白とか行変えなく書いてあるから読みにくいな。行動•考え•視線•感情‥一緒に書くのだもの。

  • シリーズ中で一番好きな巻。手がかかりが無く時間もない緊迫した状況の中、少しずつ真相に近づいていく流れは読み応えがある。犯行と犯人の描写がグロテスクなので苦手な方は注意。
    他の方も書かれていますが、最後の「俺」と春子の会話で微笑んでしまいました。

  • 探偵はバーにいるシリーズとは知らずに読み始め(^=^;
    シリーズだけど話が分からないわけではないのでまあいいか。
    本来ハードボイルド系はあまり好きではないのてすが、ゆるくユーモアがあったりで読みやすい。シリーズ全部読んでみようかなあ~。

  • 以前に酔っ払いに絡まれているところを助けた女性から救いを求められた<俺>は、その女性の教え子である少年を怪しげな場所から救い出す。
    後日、その少年・翔一と映画館で再会した<俺>はなんだかその少年のことが気に入ってしまったようだった。
    その翔一の親友が殺害され、翔一自身も行方不明となる。再び、女教師から依頼を受けた<俺>は、翔一の姿を必死で探し始めるが......。

    2013年8月18日読了。
    これも以前に読んでいるはずですが、最後の方まで思い出せませんでした。かなり昔のことだし、仕方ないかな?
    主人公が翔一を気に入ってしまったことで、今まで以上に主人公の人間臭さが出ていて、ますますこの主人公が好きになれました。
    まぁ、かなりなダメ人間ですし、かなり荒っぽいですけど(^^; でも、憎めないし、情があって嫌いじゃないですね。
    とりあえず、最新作に追いつくまで、まだまだ楽しめそうです。

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著者プロフィール

一九五六年札幌生まれ。本郷幼稚園中退、本郷小学校卒、東白石中学校卒、札幌東高等学校卒、小樽商科大学中退、北海道大学文学部哲学科中退。
現場作業員、ポスター貼り、調査員、ガードマン、トラック助手、編集者、広告営業、コピーライター、受刑者など諸職を転々。
一九九二年『探偵はバーにいる』(早川書房)で小説家としてデビュー。同作は、一九九三年『怪の会』激賞新人賞受賞。
二〇〇一年『残光』(角川春樹事務所)で日本推理作家協会賞受賞。

「2010年 『北の作家 書下ろしアンソロジーvol.2 utage・宴』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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