豹頭王の誕生―グイン・サーガ(70) (ハヤカワ文庫JA)

著者 :
  • 早川書房
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感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (292ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784150306311

作品紹介・あらすじ

獅子心皇帝アキレウスほか重臣たちの前で、グインとシルヴィアは婚礼を挙げ、グインは、皇帝よりケイロニア王・大元帥の称号を授けられる。そのころパロのカリナエ宮では、ヴァレリウス以下ナリスの反乱にくみする主だったものたちが、はじめて一堂に会し、決意を新たにしていた。一方、武力でトーラスを制圧したイシュトヴァーンだったが、思うようにユラニアへの帰還を果たせずに、日々いらだちをつのらせるのだった。

感想・レビュー・書評

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  • 遂にグインが王に。
    ランドックの、ノスフェラスの、そしてケイロニアと。
    3つの掛け持ち王?

  • 最大のマイルストーンがここに置かれました。100巻では終わらない確信が芽生えるも完結すると信じて疑わなかった純真だったぼく。

  • 豹頭王の誕生―グイン・サーガ(70) (ハヤカワ文庫JA)

  • 70巻目(ここまでに約1年半)。シルヴィアの婚礼でグインがケイロニア王に。やっとこれでイシュト、レムスと3王が揃った所でこの世界の動乱が始まるのだな。しかし何だってグインはシルヴィアの前ではこんな初心になっちゃうのかなー。まさに逆の意味で“豹変”www。パロではナリスとヴァレさんラブラブで結構ですな。そのまま突っ走って下さい。モンゴールでもイシュトは…こいつ!サイテー!他に言葉が見つからん。不思議っ娘アリサちゃんの動きが予測付かない(笑)こんな娘が居たら毒気抜かれるだろうに、イシュトどうなるのか?

  • 初めてではないだろうか。
    いつもグインサーガは、1巻4章からなるが、4章で3つの局面を書いた本は。
    しかも、ケイロニアのグイン、ゴーラのイシュトバーン、そしてパロのナリスと物語の後半の鍵となる3局面が一巻にまとまったのは。
    グインは泰然としてとうとうケイロニアの王となった。
    イシュトは人格が変わってしまった。しかし新たに物語のキーと買ってきそうなアリサの登場。
    そしてナリスは遂に決起を決意。
    佳境に入った感のあるグイン・サーガ70巻目でした。

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著者プロフィール

東京都生まれ。早大卒。江戸川乱歩賞、吉川英治文学新人賞受賞。中島梓の筆名で群像新人賞受賞。『魔界水滸伝』『グイン・サーガ』等著書多数。ミュージカルの脚本・演出等、各方面でも活躍。

「2019年 『キャバレー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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