星界の戦旗3: 家族の食卓 (ハヤカワ文庫 JA モ 1-6)

著者 :
  • 早川書房
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本棚登録 : 545
感想 : 15
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  • Amazon.co.jp ・本 (303ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784150306601

作品紹介・あらすじ

ジントとラフィールを乗せた軽武装貨客船"ボークビルシュ"は、一路ハイド星系めざし平面宇宙を航行していた。"三カ国連合"艦隊の撤退により帝国領に復帰したハイド星系を、ジントが伯爵として正式に統治するためだ。だが、故郷である惑星マーティンの領民政府は、頑強に帝国への帰属を拒んでいた。一方、新たな艦種-襲撃艦によって構成された第一蹂躙戦隊もまた、戦技演習のためハイド星系へと向かっていたが…。

感想・レビュー・書評

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  • 星界の戦旗〈3〉家族の食卓 (ハヤカワ文庫JA)

  • 子どもの頃に読んだ時は、いつの間にか恋人同士みたいになっててびっくりした。

  • 踏みとどまらせているだけで大成果です。

  • ジントが完全に伯爵になったのはこの瞬間ではなかろうか?

    個人的にはもっと政治的な駆け引きを楽しみたかったところだが、可もなく不可もなく、バランスが取れた巻であったように思える。とか、書きながらも内容を忘れ始めているのだよ。ワトスン君。

  • ちょっと中だるみかなという気もするけど、テンポよくよむことができた。
    主人公のこれまでの人生に決着をつける話だけど、中継ぎって感じがした。

  •  シリーズはハイド星系の征服から始まったのだから、この巻は本当の意味で一段落だったかな。戦記の主題である戦争はまだまだ続くけど。
     ストーリー的には今までで一番こじんまりしていたが、さすがに物語の回し方が上手い。
     多視点で回しているが、それぞれのシーンの密度と量が程よく、一つの事態へそれぞれ(の視点)が向かっていく流れは素晴らしいの一言。本来は好まない方式だが、ここまで読ませてくれるなら、文句の出ようもない。

     しかし、本当に面白かったな。
     ギャグというよりかはユーモアと言うべきか、掛け合いの上手さは稀有なものだと再認識させられた。
     

  • ジントが故郷に向かうということで、また囚われたりするのかと思ったが、良い意味で裏切られた。
    大団円とはいかないが、今までの登場人物が勢揃い(スポールを除く)という感じで、ちょっと一区切りがついた感じか。
    でも、やっぱり艦隊戦があった方が面白いと思う。

  •  なんとなく読んだ記憶があるが、かつての養い親との再会のシーンのみ。そこに至るまでの経緯はまったく覚えていなかった。
     「戦旗」Ⅰ~Ⅲは「紋章」と異なり、1巻毎に完結しているのでかえって印象が薄かったのかもしれない。

  • 内容(「BOOK」データベースより)

    ジントとラフィールを乗せた軽武装貨客船“ボークビルシュ”は、一路ハイド星系めざし平面宇宙を航行していた。“三カ国連合”艦隊の撤退により帝国領に復帰したハイド星系を、ジントが伯爵として正式に統治するためだ。だが、故郷である惑星マーティンの領民政府は、頑強に帝国への帰属を拒んでいた。一方、新たな艦種―襲撃艦によって構成された第一蹂躙戦隊もまた、戦技演習のためハイド星系へと向かっていたが…。

  • 今回直接的な身の危険は無かったが、ジントには転機の時。お仕事頑張ってる彼氏と違いやや放置気味のラフィールは、やはり艦を駆っているのが性に合っている様子。そして子猫たちの行く先も決定。

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著者プロフィール

1962年、兵庫県生まれ。SF作家。92年、短編「夢の樹が接げたら」でデビュー。アニメにもなった『星界の紋章』シリーズや、日本SF大賞を受賞した『突変』など、著書多数。

「2023年 『夢のまた夢 若武者の誕生』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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