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Amazon.co.jp ・本 (112ページ) / ISBN・EAN: 9784150307257
感想・レビュー・書評
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この巻は「旅」の話が中心。
摩訶不思議な世界を巡る、というと『キノの旅』みたいだが、あれよりはずっと不可解で、来し方行く末はどこまでも不確定である。
そして、その旅にはイモリの影がちらほらと。
それにしてもイモリとは。
世に紛らわしいもの数あれど、僕にとってイモリ・ヤモリの類は、一卵性双生児の次に見分け難い。
都会っ子というわけではないのに…。
ん? あのトカゲ的な生き物は、いわゆるトカゲかな? それともイモリかヤモリか? イモリは両生類でヤモリは爬虫類のはずだから…いや逆だったかな? そもそも背中の光沢からしてカナヘビかもしれない…。という具合。
北野勇作は、その読者の混乱した印象を利用すべく、最終巻にイモリをもってきたのかもしれない。
個人的にはクマが、電気熊の話がきて欲しかった。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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