マルドゥック・スクランブル The 2nd Combusti 2 (ハヤカワ文庫JA)
- 早川書房 (2003年6月25日発売)
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感想 : 130件
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Amazon.co.jp ・本 (352ページ) / ISBN・EAN: 9784150307264
感想・レビュー・書評
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この本は真ん中らへんが良かった。
カジノのくだりでは、作者の知識ひけらかし感が鼻についた。
また、ドクターのいい奴っぷりが半端ない。
3巻に続くのだが、最後どういう感じでまとめてくるのか楽しみである。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
おもしろいぞ、と感じながら読んだはずだけど・・・。
まったく内容覚えていない。 -
中盤が遅々として進まなかった。
序盤と終盤はさくさく読めるのに。
より信頼度を増したコンビは、いよいよ証拠の在り処へと。
緊迫の最終巻へと続く。 -
ボイルドが登場するとき、私の脳内ではターミネーターのダダンダンダダってBGMが流れるのですが。虚無の男。彼のシーンはテンポも雰囲気も重くなる。
ハンプティダンプティ、完全体、ドゥーダムディル、個性的で面白い登場人物たち。
「いるべき場所、いるべき時間に、そこにいるようにしな。着るべき服、使うべき言葉、整えるべき髪型、身につけるべき指輪と一緒に。女らしさは運と同じさ。運の使い方を知ってる女が、一番の女らしい女なんだ。そういう女に限って運は右に回るのさ」
ベル・ウィングカッコいい。 -
カジノ全くわからないけど解った気分になりました笑
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冲方さんの初期の頃の著書。
ずっと読んでみたいとは思ってましたが、なかなかタイミングが合わず、そのままでした。
2巻では、物語設定の根幹部分に触れています。
なぜそうなったのか?と言う点。
この設定も随分魅力的に描かれています。
ここから、舞台と言うか戦いがカジノに移る。
ここが私的には、少し退屈した。 -
2019.2.10
噂のカジノシーンは確かに面白かった! -
活塞◆噴出◆回転◆爆発
著者:冲方丁(1977-、各務原市)
解説:鏡明(1948-、山形県) -
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マルドゥック・スクランブル―The Second Combustion 燃焼 (ハヤカワ文庫JA)
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古書購入
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68:シリーズ2作目。噂のカジノシーンに差し掛かり、クライマックスへひた走る……まさに「燃焼」というところでしょうか。徐々に力に慣れ、進む道を模索するバロット。ボイルドやシェルとは対照的で、どういう結末を迎えるのか楽しみでなりません。
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とっても間があいてしまったけど、前作より楽しめた。飛さんの作品を読んだおかげで、感覚的なSFの文章の楽しみ方がわかってきたのかもしれない。カジノを舞台にした勝負の魅力もある。引き続き、ブラックジャック。
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【賭博師シェルの奸計により、瀕死の重症を負った少女娼婦のルーン・バロットは、シェルを捜査していた捜査官、ウフコックとドクターにより救出され、禁じられた科学技術により一命をとりとめる。シェル逮捕のために彼らと協力することとなったバロットだったが、シェルが雇った捜査官・ボイルドとの激しい銃撃戦で、相棒のウフコックに深刻なダメージを与えてしまう。辛くも逃げ延びた彼女たちは、治療のため、そしてシェルの過去を暴くため「楽園」を訪れる。そこで判明した、敵の弱点とは……?】
迫真のアクションシーン、洒落た会話、創造力の限りを尽くして作り込まれたキャラクターや舞台。何もかもが、これまで体験したことのない興奮へと導いてくれました。前作より銃撃戦は少なくなったものの、手に汗握る展開が続きます。 -
予備知識を引き継いでそのまま物語世界へ没入したためとても純粋に愉しめた。
楽園、カジノのシーン、好き。
楽園後半はだいぶ描写が痛々しく文章なのに目を瞑りたくなることしばし。
カジノで出会った女性スピナー・ベル・ウィングとの交流が魅力的。
「運を右回りにする努力を怠ってはいけないよ」 -
楽園に誘われるは一人のイヴ。
著者プロフィール
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