マルドゥック・スクランブルThe Second Combus (ハヤカワ文庫 JA ウ 1-2)

著者 :
  • 早川書房
3.87
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本棚登録 : 1522
感想 : 129
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  • Amazon.co.jp ・本 (344ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784150307264

作品紹介・あらすじ

緊急事態において科学技術の使用が許可されるスクランブル‐09。人工皮膚をまとって再生したバロットにとって、ボイルドが放った5人の襲撃者も敵ではなかった。ウフコックが変身した銃を手に、驚異的な空間認識力と正確無比な射撃で相手を仕留めていくバロット。その表情には、強大な力への陶酔があった。やがて濫用されたウフコックが彼女の手から乖離した刹那、ボイルドの圧倒的な銃撃が眼前に迫る-緊迫の第2巻。

感想・レビュー・書評

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  • この本は真ん中らへんが良かった。

    カジノのくだりでは、作者の知識ひけらかし感が鼻についた。
    また、ドクターのいい奴っぷりが半端ない。

    3巻に続くのだが、最後どういう感じでまとめてくるのか楽しみである。

  • おもしろいぞ、と感じながら読んだはずだけど・・・。
    まったく内容覚えていない。

  • 中盤が遅々として進まなかった。
    序盤と終盤はさくさく読めるのに。

    より信頼度を増したコンビは、いよいよ証拠の在り処へと。
    緊迫の最終巻へと続く。

  • ボイルドが登場するとき、私の脳内ではターミネーターのダダンダンダダってBGMが流れるのですが。虚無の男。彼のシーンはテンポも雰囲気も重くなる。
    ハンプティダンプティ、完全体、ドゥーダムディル、個性的で面白い登場人物たち。

    「いるべき場所、いるべき時間に、そこにいるようにしな。着るべき服、使うべき言葉、整えるべき髪型、身につけるべき指輪と一緒に。女らしさは運と同じさ。運の使い方を知ってる女が、一番の女らしい女なんだ。そういう女に限って運は右に回るのさ」
    ベル・ウィングカッコいい。

  • 後半のギャンブルパートを最初はつまらないと感じてしまっていたけれど読み進めるうちに引き込まれた
    3巻目が楽しみ

  • カジノ全くわからないけど解った気分になりました笑

  • ようやく読めた第2巻。待ち遠しかった。
    ページをめくる手が止まらない、この本を読んでいるとこの言葉が頭の中に浮かぶ。それほど物語に惹きつけられるのだ。
    ポーカーのルールも運命の輪のルールも碌に知らない人間であるが、それらのゲームの中で戦うバロック達に魅せられた。ベル・ウィングとの駆け引きのところがとても気に入っている。
    こんなにも素敵な読書体験ができること、冲方丁という作家に出会えたことをとても嬉しく思う。

  • 冲方さんの初期の頃の著書。
    ずっと読んでみたいとは思ってましたが、なかなかタイミングが合わず、そのままでした。

    2巻では、物語設定の根幹部分に触れています。
    なぜそうなったのか?と言う点。
    この設定も随分魅力的に描かれています。

    ここから、舞台と言うか戦いがカジノに移る。
    ここが私的には、少し退屈した。

  • 2019.2.10
    噂のカジノシーンは確かに面白かった!

  • 活塞◆噴出◆回転◆爆発

    著者:冲方丁(1977-、各務原市)
    解説:鏡明(1948-、山形県)

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著者プロフィール

1977年岐阜県生まれ。1996年『黒い季節』で角川スニーカー大賞金賞を受賞しデビュー。2003年『マルドゥック・スクランブル』で第24回日本SF大賞、2010年『天地明察』で第31回吉川英治文学新人賞、第7回本屋大賞、第4回舟橋聖一文学賞、第7回北東文学賞、2012年『光圀伝』で第3回山田風太郎賞を受賞。主な著書に『十二人の死にたい子どもたち』『戦の国』『剣樹抄』『麒麟児』『アクティベイター』などがある。

「2022年 『骨灰』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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