マルドゥック・スクランブル―The Second Combustion 燃焼 (ハヤカワ文庫JA)

著者 :
  • 早川書房
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本棚登録 : 1421
レビュー : 124
  • Amazon.co.jp ・本 (344ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784150307264

感想・レビュー・書評

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  • 2019.2.10
    噂のカジノシーンは確かに面白かった!

  • 衝撃的に幕を開けた第一作目に比して、その中身をゆっくり展開していくスピード感で、定常スピードに落ち着いた感がある。この後続く第三作はどのようなスピード感なのか、期待はいや増す。

  • ボイルドとの戦いの続き。それから、逃れウフコックを治療する。
    その間バロットは色々な感情を得つつ、新たな環境や友達を得る。
    ボイルドはウフコック達を追い詰めていく。ウフコックの回復から、バロット、ドクターはカジノへと目的を変えて行動する。それまでの表現がとても想像力を掻き立てるものだったり、残酷だったり様々だった。カジノの所でのバロット、ウフコックの活動もただ、目的のためじゃなく、自分の考えを持っているのがいい。

  •  この物語にあって、戦うことは、救われることである。


     「いよいよの、ゲーム開始であった。」という一文でこの巻が終わる、その時の高揚感といったら半端じゃない。

  • 激しい銃撃戦から一転してカジノでギャンブル。目的を見失っていないか。

  • SF小説かと思ったけれど
    賭博小説だったか。

    面白いは面白いかもしれないけど
    バカラもルーレットもギャンブルは
    今も昔も変わってないし
    わざわざ相当なページ数を割いて
    この物語のヤマ場に持ってくる必要性が感じられなかった。

    詳しいレビューは最終巻にて。

  • 『楽園』のくだりは嫌いではない。
    というより、楽園の住人として登場する彼らが、嫌いではない。
    社会とか集団とかかかわり合いとか、そういう”人間には必要”とされているものから
    抜きん出ている感じがするから。
    凡庸な人間にとってそれらは実際必要なのだろうが、
    「要らないよ」と口に出すだけでイタい人のように見られる現状に
    彼ら『楽園』の住人は、その存在を以て”NO”を言ってる気がして小気味いいか
    ら。

    トゥイードルディ、いいヤツだ。

  • 1巻と同じ

  • 主人公がだんだん成長してくるのが良いです。

    好きだった箇所↓
    「命に、価値があるのかーー?」
    だが、フェイスマンは、かぶりを振り、穏やかな微笑とともに告げた。
    「それは、真理を逆転させた、愚かな問いだ。価値は、あるのではない。観念であり、創り出すものだ。命の価値を創り出す努力を怠れば、人間は動物に戻る。社会とは、価値を創り出し、価値を巡って機能する、人間独自のシステムだ」

著者プロフィール

冲方丁(うぶかたとう)
1977年、岐阜県生まれ。4歳から9歳までシンガポール、10歳から14歳までネパールで過ごす。早稲田大学第一文学部中退。小説のみならずメディアを限定せず幅広く活動を展開する。
『マルドゥック・スクランブル』で日本SF大賞、『天地明察』で吉川英治文学新人賞、本屋大賞、北東文芸賞を受賞し、第143回直木賞にノミネートされた。『光圀伝』で第3回山田風太郎賞受賞。
代表作となる『天地明察』は2011年にコミック化、そして2012年に岡田准一主演で映画化されヒット作となる。2019年1月、『十二人の死にたい子どもたち』が堤幸彦監督により映画化。

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