マルドゥック・スクランブル―The Third Exhaust 排気 (ハヤカワ文庫JA)

著者 :
  • 早川書房
3.93
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本棚登録 : 1434
レビュー : 137
  • Amazon.co.jp ・本 (379ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784150307301

感想・レビュー・書評

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  • 2019.2.17
    最後はちょっと冗長かなー。

  • うーん最後よく分からなかった。。。

  • カジノの続き。前から読むのが大変だと思っていた。しかし、作者もカジノは書くのが大変だった様だ。読むのを小分けにして、少しずつ読み進めた。バロット達は目的の物を得る事ができた。それが過ぎてからの展開も激しく移り、めまぐるしい。ボイルドとの戦いは避けられず。ボイルドは戦いが何故か嬉しそうだ。ウフコックも気落ちしている所、バロットが慰めたりしているあたりが好きだ。

  • 10年前の作品。著者の若かりし頃の作品と思えば、微笑ましい雰囲気もするライトノベル的SF・・・と云うより、サイバーパンク風ファンタジー。読みやすく、サクサク読める内容。
    ウフコックが可愛かったので★3つ。シリーズの他作品は読まないかなあ・・・。

  •  少女と敵と武器という物語のモチーフは非常に惹かれるものがある。けれど、読み終わったときは正直充実感よりも「や、やっとおわった」という疲労感の方が強かった。読む時期を間違えたのかも。残念。密度の濃い物語だということは分かるんだけども。あとやっぱり、あの音韻遊びはちょっとわたしには寒かった。音声媒体や映像媒体でなら楽しめたかもしれない。
     他者の暴力に翻弄され尽くした少女の心情が「死んだほうがいい」から「死にたくない」へ変化し、戦うことを学ぶことで自分と世界の位置を調整し、生き延びる意思を掴み、「殺されない。殺さない」へたどり着くまでの物語、としては好き。

     あ、ボイルドさんが虚無虚無言ってるのでどこぞの虚無顔お姉ちゃんを思い出しました。

  • 綺麗に終わった。面白くなかった訳ではないけど、1巻ほどの衝撃はなかったかな? 
    モラルが崩壊した未来世界を描く小説はわりと普通になってしまったけど、そこへもう一度善と悪、(誤解があるなら、「良いもん」と「悪もん」)みたいな軸を持ってきて、世界を色付けした、という感じかと思う。
    ある意味では2000年代の価値観、時代の産物という印象を受けた。

  • 悪くはない。
    読書履歴のひとつとして、読んでおいてよかったと思う。
    でも「この作品、良かったよ!」と勧めるほどには楽しめなかった。

    が、各シーンをもうちょっとコンパクトにしたほうが
    全体のリズムがよかったんじゃないかと思う。
    書いている側はきっと細部まで描きたくてあれこれ盛り込んでしまう、それはわかるのだけど
    こういうストーリーで読み手が求めるものはソコじゃないんじゃないかなぁ

  • 殻に閉じこもって弄ばれるしかなかった不遇の少女が
    煮え切らない金色の万能ネズミと絆を深める物語。

    生き物は欲望のためならどんな残酷なことだって厭わない。
    理性なんてものは、恵まれた者が優位を保つために持つ自己満足。

    それでも誰もが愛に飢えている。
    安らぎを、信頼を求めている。
    それは過去も、現在も、未来も変わらない。

    カジノでの攻防は見応えがあるけれど、
    世界観とストーリーがいまひとつフィットしていない感じがした。
    綿密に組み立てられたと思ったプロットも、統一性にかける。
    「とにかくやりたいことをやって、詰めたいことを詰め込んだ」
    そう感じてしまう時点で、SFとしては説得力の足りないのかもしれない。

    3巻通してのライバル置いてけぼりで、カジノの場面で少女だけがどんどん成長していく。
    面白い部分はあるのだけれど、求めていたのはそこではないというか
    少し消化不良かもしれない。

  • 1巻と同じ

著者プロフィール

冲方丁(うぶかたとう)
1977年、岐阜県生まれ。4歳から9歳までシンガポール、10歳から14歳までネパールで過ごす。早稲田大学第一文学部中退。小説のみならずメディアを限定せず幅広く活動を展開する。
『マルドゥック・スクランブル』で日本SF大賞、『天地明察』で吉川英治文学新人賞、本屋大賞、北東文芸賞を受賞し、第143回直木賞にノミネートされた。『光圀伝』で第3回山田風太郎賞受賞。
代表作となる『天地明察』は2011年にコミック化、そして2012年に岡田准一主演で映画化されヒット作となる。2019年1月、『十二人の死にたい子どもたち』が堤幸彦監督により映画化。

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