- 早川書房 (2004年11月9日発売)
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感想 : 69件
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Amazon.co.jp ・本 (100ページ) / ISBN・EAN: 9784150307721
感想・レビュー・書評
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女性作家の書いた官能お笑い短編小説
とにかく頭に浮かぶ映像がアホくさくて笑える
何も考えないで読めるSFな側面も
ただ、西城秀樹のおかげですというタイトルを良い話とか青春モノとか思って買うと痛い目に合うと思う。終始下ネタ
いや、青春モノではあるか………詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
短編集。SFエロコメディ。
登場人物の性癖が酷すぎて、逆に面白い。
ファーストコンタクトSFの異色作「地球娘による地球外クッキング」がベスト。
表題作も、コミカルな終末SFとして楽しめた。 -
ギャグエロSF。
登場人物も基本的に明るくて、安心して読める。
コメディだと思って読み進めてるとたまに本当にエロいところもあってびっくりする。 -
30頁ほどの短編が8作収録された本書はSFを軸にエロとおバカをミックスさせた感じ。以前読んだ著者の本は百合要素の強いものだったので今回も同様かと思ったらそうでもなかった。特に書く事もないんですが、強いて言うなら西城秀樹が歌う「ヤングマン」にはそんな意味があったんだという発見があり、得るものはあった。
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破廉恥! エロ8割、SFは2割くらい。
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あまりにもバカバカしいです。(ほめてます)
西城秀樹の展開は予測不能だなあ。まあ行きつく先はお察しなのですが。バナナとか、テーブルの脚と角とかはそのまんま。
何であってもそっち系に結びつける発想が中二男子的で良いと思います。 -
「タタミマットとゲイシャガール」がひとり勝ちしていると思います。
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なんかもっと、面白SFみたいなもんかと思ったんだが、ただのエロ話ではないか。それがいかんとは言わんが、でも、面白くはなかったな。
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相変わらずおもしろくてあっという間に読める。とくに『地球娘による地球外クッキング』は著者のSF愛とギャグセンスにレズビアン要素を振りまぶした絶妙なバランスで、楽しい。あとは作者自身をネタにした『天国発ゴミ箱行き』も好き。作品によって過度な性描写があるので、読む人を選ぶのも相変わらず。ただ、作品によってはアイディア一発勝負で、展開とか落ちが単調になりがちなのもあるのがちょっと残念なところ。それでも店舗とギャグの感性が私にマッチしているのでよいのだ。
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相変わらず、森奈津子さんの小説はぶっ飛んでいる!
バナナワニ園のバナナにするか? ワニにするか? の選択肢の結末に笑った。
百合百合してます。 -
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2回目
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SF短篇集。
さすが森奈津子だ,SFからSMまで抜かりがない。 -
このくだらなさは癖になる
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官能小説に分類してもいいと思う。
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久しぶりに声を上げて笑ってしまった作品(集)
どれも展開が斜め上すぎます。
気になったら是非ご一読を 後生ですから。 -
(市×/県×)
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いちいちにやにや笑う。
西条秀樹にこんな効果があるとは知らなかった……! -
人類の終焉というのは、SFの主要なテーマのひとつである。J.G.バラードの終末三部作、ネビル・シュート「渚にて」、小松左京「復活の日々」、ヴォネガット「猫のゆりかご」など数多くの終焉が描かれてきた。
そしてそれらの作品では、生き残った人々の孤独や生きるための努力が物語を作る。マシスンの「地球最後の男」や「トリフィドの日々」、ゾンビものだが、最近の海外ドラマ「ウォーキング・デッド」なんかもそう。
SF作家のBWオールディスは、こうした世界の終末後、生き残った人々が比較的快適に生活する小説を「心地よい終末」(cozy catastrophe)と呼んだ。
この表題作は、世界の終末後、生き残った人の快適な暮らしを描いたまさに「心地よい終末」小説である
……などとSF論はどーでもよい馬鹿SF。これだけくだらない人類の終焉はない!
他の作品も、レズビアンでSMでコメディなSFばかり。
マゾでレズなセクサロイドやマゾでレズなクローン人間やマゾでレズな作家やマゾでレズな女子中学生などが出てくる馬鹿SFばかり。
フェミニズム、ジェンダー論は、性を飛び越えることが可能なファンタジーとしてSFの主要なテーマで…、というジェンダーSF論もやっぱりどーでもよい、作家の趣味、妄想全開なだけ。だから、縄での緊縛シーンが妙にリアル。
ただ、ちょっとラブコメすぎるのがどーも苦手。もっと普通にこの馬鹿っぽさを書いてもられえるともっと楽しめたに。 -
森さんの小説はどれも楽しくて最高です!(∩.∩)
この本は面白すぎてにやけながら読んでいました。
森さんの発想がとってもユニークで勉強に
なりました。o(^-^)o
著者プロフィール
森奈津子の作品
