西城秀樹のおかげです (ハヤカワ文庫 JA)

著者 :
  • 早川書房
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本棚登録 : 406
感想 : 67
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  • Amazon.co.jp ・本 (349ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784150307721

作品紹介・あらすじ

「ありがとう、秀樹!わたくしとお姉様は、あなたのことを決して忘れませんわ」-謎のウイルスにより人類が死滅した世界で、ひとりの百合少女の野望を謳いあげる表題作、前代未聞のファーストコンタクト「地球娘による地球外クッキング」、1979年を舞台にした不条理青春グラフィティ「エロチカ79」ほか、悩める人類に大いなる福音を授ける、愛と笑いとエロスの全8篇。日本SF大賞ノミネートの代表作、待望の文庫化。

感想・レビュー・書評

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  • 短編集。SFエロコメディ。
    登場人物の性癖が酷すぎて、逆に面白い。
    ファーストコンタクトSFの異色作「地球娘による地球外クッキング」がベスト。
    表題作も、コミカルな終末SFとして楽しめた。

  • ギャグエロSF。
    登場人物も基本的に明るくて、安心して読める。
    コメディだと思って読み進めてるとたまに本当にエロいところもあってびっくりする。

  • あまりにもバカバカしいです。(ほめてます)
    西城秀樹の展開は予測不能だなあ。まあ行きつく先はお察しなのですが。バナナとか、テーブルの脚と角とかはそのまんま。
    何であってもそっち系に結びつける発想が中二男子的で良いと思います。

  • 「タタミマットとゲイシャガール」がひとり勝ちしていると思います。

  • なんかもっと、面白SFみたいなもんかと思ったんだが、ただのエロ話ではないか。それがいかんとは言わんが、でも、面白くはなかったな。

  • 相変わらずおもしろくてあっという間に読める。とくに『地球娘による地球外クッキング』は著者のSF愛とギャグセンスにレズビアン要素を振りまぶした絶妙なバランスで、楽しい。あとは作者自身をネタにした『天国発ゴミ箱行き』も好き。作品によって過度な性描写があるので、読む人を選ぶのも相変わらず。ただ、作品によってはアイディア一発勝負で、展開とか落ちが単調になりがちなのもあるのがちょっと残念なところ。それでも店舗とギャグの感性が私にマッチしているのでよいのだ。

  • 相変わらず、森奈津子さんの小説はぶっ飛んでいる!
    バナナワニ園のバナナにするか? ワニにするか? の選択肢の結末に笑った。
    百合百合してます。

  • 2回目

  • SF短篇集。
    さすが森奈津子だ,SFからSMまで抜かりがない。

  • このくだらなさは癖になる

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著者プロフィール

作家。1966年、東京都生まれ。作品に、「お嬢さま」シリーズ、『地下室の幽霊』(いずれも学研)など。

「2017年 『脇役ロマンス』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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