ななこSOS1 (ハヤカワJA)

著者 :
  • 早川書房 (2005年3月9日発売)
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本棚登録 : 96
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (335ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784150307868

感想・レビュー・書評

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  • そういえば、ななこってインカムつけてたような記憶があるのですが……イコちゃんと混ざっているのかな?アニメ?

    吾妻ひでおにしたら、「ななこ」も、「ポロン」も、すごい抑えたお話で、昔はそれがちょっと不満だったりしました。

    でも、今読むと、すごい微妙で絶妙な力加減だということがわかりますね。

    それから、この人の影響力のすごさも読んでいるとすごくわかりますねぇ。

  • 何故か纏めて登録したいアイテムに限って
    全●巻扱いってのがないんだよなー。
    短編ギャグシリーズなので、個別に登録する気がしないよ、
    というワケで第1巻だけ。
    超能力者なんだけど、
    性格はほよよ~んとしてて争いごとが嫌いな、ななこちゃんは、
    周囲から尊敬されたり畏怖されたりするんじゃなくて、
    ちょっとした便利屋扱いでこき使われる日々。
    でも、いつも健気に頑張っているのだった(´Д⊂ヽ

  • 吾妻先生の他作品に慣れてしまうと、SFや不条理ギャグが少し物足りないかもしれませんが、美少女モノとしては最高です。
    かく言う私も、ななこに一目惚れして本編を読み、そこで作品に惚れ、そしてまたななこを愛する日々を送っている一人です。
    未だかつてななこを越える愛らしいキャラクターには出逢ったことがありません。

    気弱健気純粋ドジっ子天然ボケ の心優しい美少女、すーぱーがーる・ななこ以上に可憐でいじらしく、守ってあげたいけどいじめたくなるキャラクターはいません。

    完全無欠のすーぱーがーるが皆からいじめたおされる上、一番の加害者がななこの想い人である四谷という、
    とても美少女ヒロインとは思えない扱いに、俺が守ってあげなくちゃ!!と勝手に庇護欲をくすぐられてしまうのです。

    そこで、ななこを幸せにしたいけどいじめたい、という相反する気持ちを代行してくれるのが飯田橋と四谷。

    気弱で純粋なななこが利用されないよう味方の筈の四谷と対立し悪役連の盾となり、ななこの為に奔走する正義感・飯田橋と、
    金と権力のためならななこを売ることさえ厭わない拝金主義者で、ある意味悪役連より悪役らしい冷血なマッドサイエンティストの四谷。

    ななこを想う飯田橋は良い人どまりだが、ななこをいじめる四谷をななこは想い、四谷は全く興味なしという、なんとも皮肉な一方通行が歪んだカタルシスとギャグを昇華してくれます。

    悪役連やモブキャラクターの面々も、吾妻先生に関連のある方達が多く、内輪受けをネタにしたギャグも面白いです。

    初心者さんにもお薦めできる、美少女とSFギャグが融合した素晴らしい作品です!

  • こんなにセーラー服を愛してる人、今じゃいないと思う。すごい可愛かった。

  • ほんわかじゃないけど、軽く飛んでるギャグ漫画で面白 い。吾妻氏の書く人物の頭身バランスがもうドストラーイク!

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著者プロフィール

漫画家。1950年、北海道生まれ。1970年代に『ふたりと5人』『やけくそ天使』などで人気作家に。その後、不条理漫画や自費出版の同人誌「シベール」でおたくの教祖的存在になるも、80年代末から失踪やアルコール依存症を繰り返す。その体験記『失踪日記』で、日本漫画家協会大賞、文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞、手塚治虫文化賞マンガ大賞、日本SF大会星雲賞ノンフィクション部門を受賞、話題に。

「2015年 『文庫 逃亡日記』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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