ロミオとロミオは永遠に〈下〉 (ハヤカワ文庫JA)

著者 :
  • 早川書房
3.56
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本棚登録 : 1638
レビュー : 165
  • Amazon.co.jp ・本 (404ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784150308568

作品紹介・あらすじ

「大東京学園」の存在意義に疑問を感じはじめたアキラは、何者かの計略により「新宿」クラスへと降格になってしまう。そこでは、リーダーのシマバラはじめ13人の生徒たちが、学園からの脱走計画に命を燃やしていた。一方、肉親の死に絶望し、20世紀への思慕を募らせるシゲル。それぞれの想いが交錯するなか、学園最大のイベント「大東京オリンピック」の開催日にして、"脱走の特異日"である10月10日が迫っていた-。

感想・レビュー・書評

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  • 賛否いろいろあるようですが、わたしは結構楽しく読めました。
    恩田作品でなければ絶対手にとってない分野の小説だったので、新鮮でした。

    学校のノリも独特で面白かったし、サブカルっぽさが楽しかったです。
    最後もSFらしい感じなのかな?わたしには新鮮で、ほぉー!ってなりました。

  • 上下読了。
    う、うーん…アニメやな、という感想。

  • 最後にどうなったとか、結果を知るというよりも、そこに行き着くまでのハチャメチャな過程だったり、エンターテインメント性を楽しむ作品なのかなぁという感じ。

  • (上から続く)
    と思ったらこうなるとは意外
    ある意味作者を見直した
    作品としてはともかく
    上下で★★★

  • 「このタコ!」をやけに強烈に覚えていた。
    明るさと団結でぶっとばせ!脱走!って感じの前半に比べて、最後はかなり潔さと悲壮感漂ってる。
    ところどころに出てくるロストカルチャーや死語(力道山、ハリウッド、プロレス、ポッキーなどなど)が、今の私たちにはだいたい分かるもので、それを彼らが濁った欲望で憧れているのを見て、一周まわった奇妙な感覚になります。

  • 読み始めたらページをめくる手が止まらなくて
    一気に読んでしまった。
    オマージュが多くて、元ネタを想像しながら読むのも楽しい。
    章タイトルになってる映画は見た事のないものが多かったので見ようと思う。

    知恵も運動神経も意思も必要とされるなんて、私は大東京学園に入ったらすぐ死にそうだ。
    登場人物たちがそれぞれ魅力的で、キャラクターに惹かれていくうちにぐいぐい読まされている感じ。1番好きなのはシマバラかなぁ。みんなに一目置かれる圧倒的リーダー。この登場人物たちのスピンオフが読んでみたいなぁ…できればあまり殺伐としていない設定で笑。

  • エンターテイメントとして読みやすく、面白かった。20世紀の世相・カルチャーをそこら中に散りばめ、自由な発想のSFを楽しみました。

  • 坂で加速していく自転車のように、スピードを増して進んでいくストーリーからどんどん目が離せなくなる。
    この時代に迷い込んでしまったらきっと大変なのだけど、ここに描かれている信頼と友情が眩しくて、羨ましい。
    オワセとイワキ、アタミとカゴシマ、ナガオカとユザワ、シマバラとイワクニ。そして、シゲルトアキラ。

  • 「天獄迷夢人」を観劇して、読みたくなったロミロミ再読了。覚えてたのよりも、だいぶ苦しい話だったなおもしろいけども。

  • 『成仏する』の意味が意外だった。ただ本書がSFだとすればあっておかしくはない。私もこういう成仏ならしてみたい。でも、どうせなら若い時成仏したいな。

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著者プロフィール

恩田陸(おんだ りく)
1964年、青森市生まれ。水戸第一高校を卒業し、早稲田大学進学・卒業。1991年、第3回日本ファンタジーノベル大賞最終候補作となった「六番目の小夜子」でデビュー。2004年刊行『夜のピクニック』で第26回吉川英治文学新人賞及び第2回本屋大賞、2007年『中庭の出来事』で第20回山本周五郎賞をそれぞれ受賞。2017年『蜜蜂と遠雷』で第156回直木三十五賞、第14回本屋大賞、第5回ブクログ大賞などを受賞した。同作品による直木賞・本屋大賞のW受賞、そして同作家2度目の本屋大賞受賞は史上初。大変大きな話題となり、代表作の一つに挙げられるようになった。同作は2019年4月に文庫化され、同年秋に石川慶監督、松岡茉優・松坂桃李らのキャストで映画化される。

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