- Amazon.co.jp ・本 (480ページ)
- / ISBN・EAN: 9784150309220
感想・レビュー・書評
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せつない いい作品でした。
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急展開の警察モノと比較すると、何というかウェットな感じ?
同じ作者とは思えないが、其れはソレ、是れはコレで面白い♪ -
1986年10月、ベルリン。欧亜交易現地駐在員の神崎は何者かに襲撃された。親会社の共産圏への不正輸出が発覚、証拠湮滅を図る上層部の指令で命を狙われたのだ。殺人の濡れ衣まで着せられた神崎は壁を越えて東側へと亡命、そのまま消息を絶つ―それから五年、事件の関係者に謎の手紙が届けられ、神崎を追う公安警察もその情報を掴む。全員が雨の小樽へと招き寄せられたとき、ついに凄絶な復讐劇の幕が切って落とされた。
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期待して読んでいただけに、最後がちょっと期待はずれで残念。
前半部分は面白かった。 -
叙情に満ちててなかなか良かった。読後は哀しみが残る。敵役がどれも憎らしくて明快だった。公安警察官が変態と罵られるシーンが好き。
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こないだまで読んでいたスパイ物に感化されて
手にした佐々木譲。
「ストックホルムの密使」「エトロフ発緊急電」以来です。
うん、これこれ(笑)
全体的にウェッティで、
最後は虚しさばかりと云う展開。
善悪の描写が時代劇張りにハッキリクッキリなのも
解りやすく、文章自体も読みやすいです。
テレビドラマを見るよりも楽しめました。 -
ワクワクテカテカなストーリーだし、読みやすいし
文句なく面白い....のだが、悲しすぎる。
ラストのそらねーだろってのが涙を誘う。 -
途中から主人公が出てこなくなって、それでも物語は進んで、面白かった。
あんまり後味は良くなかった。