螢女 (ハヤカワ文庫JA)

  • 早川書房 (2008年7月9日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (432ページ) / ISBN・EAN: 9784150309282

みんなの感想まとめ

自然と科学が交錯する舞台で、物語は東京近郊のリゾート開発予定地の森を描いています。前作『ハイドゥナン』の流れを受けつつも、より読みやすいスタイルで展開され、伝説や科学的解釈が巧みに融合されています。特...

感想・レビュー・書評

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  • 『ハイドゥナン』の前日譚とのことで先に読む。大著『深海のYrr』は大洋が舞台だったが、こちらは森。それも東京近郊のリゾート開発予定地と誠に慎ましい。その代りYrrに比べると百万倍読みやすい!昔、読んだバクスター効果 (嘘発見器をサボテン等の植物に接続すると廻りの人間や生物の感情に反応するという現象)に関する本を思い出した。他にも椎名誠?大絶賛の『植物の神秘生活』を積読した記憶があるのだが、何故か読んだ記憶はない。どこ行った?怪奇幻想もハードSFも好きだが混ぜないでどちらか一本ストレートに書いてほしかった。

  • 『ハイドゥナン』でもそうだったけど、昔ながらの伝説なんかをうまく生かして、そこに科学的な解釈をくっつけるというのがとっても上手。上手だし、小説として成功している。
    今回は、森。森とはどういうものであるか、というのを、科学的に、そして空想科学的に、解釈してくれてみせている。
    想像力を刺激し、世界を見る眼を広げてくれる、これこそ、SF小説が果たす社会的役割のひとつだと思う。

  • 植物のネットワークかぁ…。
    確かに凄いかも。

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著者プロフィール

ふじさき・しんご 1962年、東京都生まれ。米メリーランド大学海洋・河口部環境科学専攻修士課程修了。科学雑誌『ニュートン』編集室に約10年間在籍。英科学誌『ニューサイエンティスト』に寄稿していたこともある。1999年に『クリスタルサイレンス』(朝日ソノラマ)で作家デビュー。早川書房「ベストSF1999」国内篇1位となる。現在はフリーランス。ノンフィクション作品には生命の起源に関連した『辺境生物探訪記』(共著・光文社新書)のほか『深海のパイロット』(同前)、『日本列島は沈没するか?』(共著・早川書房)がある。小説には『ハイドゥナン』(早川書房)、『鯨の王』(文藝春秋)など多数。



「2019年 『我々は生命を創れるのか 合成生物学が生みだしつつあるもの』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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