豹頭王の苦悩 (ハヤカワ文庫 JA ク 1-122 グイン・サーガ 122)
- 早川書房 (2008年8月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (316ページ)
- / ISBN・EAN: 9784150309312
感想・レビュー・書評
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残念だが覚えてない。
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最初にグインサーガに出会ったのが、1980年、中学生でした。
ハワードの、コナンの世界が好きだったので、日本のヒロイックファンタジーで注目されていた「グインサーガ」(名前がいいですよね)、文庫本の表紙に惹かれジャケ買い(その当時、そんな言葉はない!)。実は惹かれたのは2巻の「荒野の戦士」なんですけど・・・。
そこから、約30年、この長い物語を読み続けてきました。「月刊グインサーガ」のときはうれしかったですね。新しいグインが毎月読めたので。
未完なのは残念ですが、タイムリーにグインサーガに出会えて感謝してます。
他の作者さんで、書き続いているようですが、やっぱり栗本薫ではないグインは・・・。
星マイナス1は、未完だから。
予告通り100巻で終わっておけばなぁ。と思ってしまいます。
(「ランドック」ってなんだったの。「アウラ」って何だったんだぁ!!) -
豹頭王の苦悩―グイン・サーガ〈122〉 (ハヤカワ文庫JA)
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シルヴィアは皇女としての資質はまるで無い訳だけれども、生い立ちを考えると同情の余地が無いでもない。シルヴィアがパリスの思いやりに気付きさえして、そこに何らかの情が芽生えていたなら、少しはマシな生き方が出来たかもしれないのになぁ。可哀想に…。ところで、ロベルト!ケイロニアにこんな隠し玉が居たの?も~~っ!もっと早く挿絵出しといてよ!
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表紙は誰?と思いつつ。
夫婦間って難しい。
男は仕事に対する責任は何かはっきりわかるのに、妻や家に対する責任は逃げてしまいがち。
妻や家族はずっといると思っているから、今日できなくても明日できると考える。
妻にとっては、堪らない。
とても静かな終わりでした。
あとがき読む度、栗本 薫さんの火が消えそうな感じがする。
ちゃんと物語の終わりがありますように。
心から願います。 -
ハゾスの悪人に徹し切れないところが可愛そうだった。
がんがれ、グイン。 -
捨てられる人間は、ひたすら捨てられ、捨てる側の人間は、ひたすら捨てる。
ある意味、リアルなお話です。
この世であいまみえた……って、えらい不穏なことをかいてるな。 -
表紙絵が美しいですね。まさにオフィーリアか^^;
次の巻のイシュトを含めてシルヴィア・マリウスの3人は
「”この世の成り立ち・体面”と言うことが本当に分からない人達なんだなあ〜」
と言うことですね・・・。
だからこそ面白いわけですが^^;
その”分からない人達”を理解できるのがロベルトであったりグインであったり、シルヴィアに対してはパリスであったり・・・。
パリスに関してはちょっと感動すら覚えたね。
しかし殆どの人にはそれが分からない。残酷ですなあ〜。