回帰祭 (ハヤカワ文庫 JA コ 4-1)

著者 :
  • 早川書房
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本棚登録 : 216
感想 : 30
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  • Amazon.co.jp ・本 (512ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784150309404

作品紹介・あらすじ

地球の環境汚染から逃れた避難船ダナルーが不時着してから300年。この星では男女が9:1の割合で誕生していた。16歳でカップリングできない男子は全員復興した地球へ回帰する。秀才少年ライカは都市の謎を調べ回り、勝ち気な少女ヒマリは地球に憧れている。そして地球行きを憂う少年アツはヒマリに一目惚れ。そんな3人が出会った喋るウナギは、ダナルーのある秘密を示唆する-揺らぐ心が、閉鎖都市の謎に迫る傑作長篇。

感想・レビュー・書評

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  • そこで終わりますかー!後少しだけでいいから結末の方向性絞ってー!ウナギが書きたかったってのはよくわかった。グルメ野郎の設定は緩かった。まぁ本質的に世界はそんな緩さなのかもしれないけど。

  • 「興味があることを調べるのは勉強って言わないよ。それは趣味だ」

    「いいかい、特別というのは主観の問題だ。特別と普通はいつでもひっくり返る。君が信じればどちらにでもなるのだよ」

    「それとも、年頃の女の子ってみんなああなのかな。人の罪は散々咎めるくせに、自分の罪は簡単に許すうえ当然だと思いこんでるんだ。たちが悪いよ」

  • しごく真っ当なSF
    『食卓にビールを』のノリは好きでなかったがこういうのも書けるのか
    キャラの会話や地の文が乱れているのと
    ご都合主義がもう少し上手くかわせば素晴らしい

  • 初期のハインラインか、てぐらいのノーテンキな話。

  • 面白かったけど、ラスト……尻切れ過ぎない??

  • ザ・ジュブナイルSF。

    キーパーソンの「教授」がウナギなところが好きですよ。
    教授のキャラクターも大変好き。
    小林めぐみっぽい。

    ところで、図書館で借りて2月に読んだんだけど、ブクログに登録しようとしたら2014年に既読で登録済みなんだけど・・・あれ?読んだ記憶、ないと、思うんだけど・・・な?
    でも読んでるとき懐かしい印象だった・・・「古き良きジュブナイル」っぽいお話だからだと思ってたけど、既読だった?それとも読もうとして登録して間違って既読にしただけ?
    どっちにしても楽しめたからいいんだけど、気にはなる。果たして既読か未読かミステリー。

  • 少々展開が遅いかな。宇宙モノのというよりは主人公の高校生たちの軽い青春小説。

  • 疑問がいくつか

  • 宇宙の片隅、閉鎖された世界でのお話という世界観は面白いのですが、展開が遅く、最後も結局どうなったの?と、尻切れトンボなかんじで正直残念でした。 久しぶりにSFを手に取り、楽しみにしていただけに残念です。

  • ミステリー要素もあり楽しく読めた。
    ラスト直前までは。
    どうやって終結させるのだろうとドキドキしながら読んでいたのに、このラストは残念と言わざるを得ない。
    その後を想像する楽しみを持つには後数ページ必要だったように思う。
    面白かっただけに残念でならない。

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著者プロフィール

成蹊大学経営学部教授。ペンシルバニア大学言語学専攻(PhD)。専門は社会言語学と英語教育。主な著書に『社会人のための英語の世界 ハンドブック』酒井志延・朝尾幸次郎・小林めぐみ(編)2017年、『World Adventures (DVDで学ぶ世界の文化と英語)』Berlin, Scott・小林めぐみ(共著)2011年、などがある。

「2022年 『学びの場での第二言語習得論』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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