耽美なわしら 2 (ハヤカワ文庫 JA モ 3-5)

著者 :
  • 早川書房
4.05
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本棚登録 : 212
感想 : 21
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  • Amazon.co.jp ・本 (376ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784150309503

感想・レビュー・書評

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  • 鳥肌ゲームが好きです。

  • 志木さま!!大好きです。

  • 面白かった!!
    癖になる世界観
    久しぶりに小説読みながら声出して笑ってしまった(笑)
    シリアスになりそうでならない
    それがいい(ドロドロとか辛いの苦手なので)

    千里は1巻よりなんだか好きになってきました
    どーしようもないな…って感じが(笑)

    3巻出そうな感じのあとがきだったけど、今現在まだ出てないのね…これはもう終わりかなー??出たら喜び勇んで買いに行きたい。

    それにしても志木くんほんと日常は潔癖なのに…(そこが好き)

  • セクシャルマイノリティーたちのわちゃわちゃコメディー第二弾。登場人物たちの奥行きのなさも、平易な文章も、そうはならんやろ、という展開も、慣れてしまえばなんてことないし、読んでて普通に楽しい。内容や雰囲気は一巻と特に代わり映えしないが、今回は俊彦以外の人物視点の話が多かったのが新鮮で良かった。礼儀がなってない編集者(と思い込んでいただけだけど)への説教や、暴力的な志木の恋人への対応で、千里の好感度が著しく上がったのに(実は一番まともなんじゃないかと思った)、大事なペットの金魚を鷲掴みしちゃうデリカシーのなさ(魚は素手で触ると人間の体温で火傷しちゃうんだよ!!!)でドン引きさせてくる自由度はちょっとクセになるかも。千里が一番人物像掴めない。相変わらず美穂ちゃんは空気だし、もう表紙にいなくていいと思う。なにか"感じる"、ということなら、作者あとがきの方がよっぽと"感じる"ものがありました。まあコメディーはこんなものなのかな。もし続きが出るなら読んでもいい、という程度です。

    ■二つの性別を持つ男
    ■ある夏の日の過ち
    ■風邪と共に去りぬ
    ■巨人の図星
    ■彼が彼女になる日

  • 何気に凹んだ時、落の底まで落ちまくった時でも、この作品を読むと即、立ち直る事ができる。 辛い時に元気をくれてありがとうと言いたい作品の1つ。 3冊目はいつ日の目を見るのだろうか(早く読みたい)

  • 連続短編集2刊目。

    料理もしてくれるアシスタント少女の出番が少なかったです。
    そして能天気な彼の出番が多かったです。
    まぁ主人公は中身と外見のギャップが激しい彼なので
    仕方ないと言えば仕方ない?
    憎めないお馬鹿、と評判の彼。
    最後には恐ろしい悪魔の囁きにぐらっと来ておりましたが…。

    あれここで終わり? という所で終了。
    完全版、の文字を消したという事は
    いつか続きを書く、という事なのでしょうか?
    それとも続きはあるよ、という事なのでしょうか?

  • 前作が面白かったので購入。今回も笑わせてもらいました。今回は男性陣がメインだったような気がします。

    前作ではなかった志木と恋人とのシーンもあって志木が好きな私はによによしてしまいました。あと、志木と東のゲームにはふきました(笑

    それからあの千里が人に説教をするシーンもあってそこはなんだか感動しました。言ってる内容が。

    続編が読みたくて仕方ありません。

  • かなり昔に読んだけど、読み返してみると衝撃的な作品だなあ・・・・と。

    すごく興味深い話だし、自分はバイセクに属していると思うんで彩子さんの発言がとても面白いと面白いと思いながら読みました。

    でも現実ってこの作品に表現されているような綺麗な人たちってなかなかいないものだし、知り合う機会もないんだよね。悲しいことだ。

  • 俊彦と志木の組み合わせがけっこう好きです。
    そして続きがすごく、読みたいです。

  • ******引用******

    おのれのセクシュアリティから目をそむけるような心弱い人は、このような作品では主要登場人物にはなれません。
     (中略)
     本当は、心が強かろうと弱かろうと、同性愛者が同性愛者として、バイセクシュアルがバイセクシュアルとして、ノンセクシュアルがノンセクシュアルとして、後ろ暗さを感じることなく生きてゆける社会になってほしいものですが。いや、しかし、そんな差別も偏見もない夢のような社会になってしまったら、私は反骨精神をなくして腑抜けになり、創作意欲を失ってしまうかもしれません。

    ―― 『あとがき』 p.373

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著者プロフィール

作家。1966年、東京都生まれ。作品に、「お嬢さま」シリーズ、『地下室の幽霊』(いずれも学研)など。

「2017年 『脇役ロマンス』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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