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Amazon.co.jp ・本 (339ページ) / ISBN・EAN: 9784150309862
みんなの感想まとめ
多様な作風が楽しめる短編集で、ゼロ年代の日本SFを巧みに紐解いています。若手作家たちの作品が集められており、特に秋山瑞人の「おれはミサイル」はキャラクター設定が際立ち、読者を未知の体験へと導きます。ま...
感想・レビュー・書評
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SF。短編集。
おそらく若手作家の作品を集めた一冊。
長谷敏司「地には豊穣」だけ既読。
全体的にまずまず。
ベストは秋山瑞人「おれはミサイル」。
これはもう、キャラクター設定の勝利でしょう。
主人公の視点を想像しながら読むだけで、未知の体験ができる。SFの魅力だと思う。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ゼロ年代作家、侮れん。どうせラノベ上がりとか思ってると痛い目見ちゃう。桜坂洋、長谷敏司、秋山瑞人の三氏はストライク。特に秋山氏の『おれはミサイル』は心に残る。氏の『海原の用心棒』も読んでみたい。
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スラムオンラインの短編、「エキストラ・ラウンド」を目当てに手に取った。
(ずっと積読だったので、現在はスラムオンライン+短編収録のスラムオンラインEXが出版されている)
SF冬の時代と呼ばれていた90年代から、ラノベ的なエッセンスを取り込みつつも発展・拡大してきた日本SF界を概観する短編集。
目的だった短編はもちろん面白かったが、各短編どれも毛色が違って面白かった。
アンジー・クレーマーにさよならを、アリスの心臓あたりは割と好き嫌いは分かれそうな気はする。
特に好きだったのは地には豊穣、おれはミサイルあたり。
一番個人的に面白かったのは解説部分。
90年代から2000年代のSF界がどのような状態だったか、ラノベブームとSFの擁護者としてのハヤカワ文庫といった構図などが作品を挙げながら語られている。
「マルドゥック・スクランブルが電撃文庫で出ていたら」の下りは確かに…と思った。 -
冲方丁と桜坂洋の作品が特に好きだった
題材がゲームだったり、美少女が出てきたり当時のSFの流行や時代の変化を感じた
今AIがSFの一つのジャンルであるのと同じように、ゼロ年代の雰囲気を感じた
どちらかといえばライトな語りで書かれたものが多い印象
SFが初期のオタク文化みたいなものと近くにあったんだろうと思う
解説にあったゼロ年代のSF論?みたいなのも面白かった ちょっと難しかったけど
このシリーズは色々集めて見ると日本のSFの流れが分かるんじゃないかなと思う
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長谷敏志さんの「地には豊穣」が面白かったです。
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様々なジャンルのSF短編集。
「おれはミサイル」は面白かった。 -
名前だけ知っている冲方丁を除けば、あとは本当に知らない作家ばかり。それにしては、西島大介の絵に見覚えがあって不思議だったが、一時そこかしこで見かけた「陽だまりの彼女」(新潮文庫)のカバー絵を描いた人だと分かって納得。冲方丁の「マルドゥック・スクランブル“104”」、桜坂洋の「エキストラ・ラウンド」、長谷敏司の「地には豊穣」と、2003年に星雲賞日本短篇部門を受賞したという秋山瑞人の「おれはミサイル」が面白かった。
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なんでも奴が言うにはーーこの「大空」の重力方向の遥か彼方、つまりずっとずっと下に、大空と同じくらい広大な個体の平面があるのだという。
そんなものがあってたまるか、と私は思った。
という、秋山瑞人の「おれはミサイル」ほか7篇を収録の日本SFのゼロ年代を代表する「リアル・フィクション」を担う作家たちによる短編集。
秋山瑞人「おれはミサイル」
冲方丁「マルドゥック・スクランブル"104"」
長谷敏司「地には豊穣」(「あなたのための物語」のスピンオフ)
から桜坂洋、新庄カズマ、と素晴らしいメンツが続く。
スピンオフが3つも入っているのは残念な気もするが(全部読んでいるので問題はないにしても)、それぞれ純粋に短編として楽しめるのでまあ良し、かな?
秋山瑞人の陸海空三部作のひとつを読むためだけに手にとっても後悔はしない一冊。
陸はいつ読めるんだ。
ゼロ年代には小川、野尻、林、小林、飛もいるし、円城、伊藤もあることを考えると、なんと豊穣なSFの時代であることでしょう。 -
傑作選と書いてあるが傑作は秋山瑞人『おれはミサイル』だけで
この話を手元に置くためにある
他の作品の作者が劣っているというわけではないだろうけれど
選ばれた作品がその作者の良いところでなく
紹介にしかなっていないものが多い
たがだからまた選者が悪いというわけでもなく
2000ゼロ年代にあらわれこれから活躍が期待されるSF作者を
紹介するのがこの本の役割であるとすればしかたのないことか
それぞの作者が自身の作風を皆持っていると思う
質の高低はあるにせよ
小説としては『おれはミサイル』が★*5で他が*3か2 -
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解説:藤田直哉
マルドゥック・スクランブル"104"(冲方丁)
アンジー・クレーマーにさよならを(新城カズマ)
エキストラ・ラウンド(桜坂洋)
デイドリーム、鳥のように(元長柾木)
Atmosphere(西島大介)
アリスの心臓(海猫沢めろん)
地には豊穣(長谷敏司)
おれはミサイル(秋山瑞人) -
ゼロ年代SF傑作選 (ハヤカワ文庫 JA エ 2-1) (ハヤカワ文庫JA)
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情けないことに、もう何がおもしろいのか、ほとんどわからない。SFを読む資格がないのかもしれない。少なくとも新しいのは。おっさんは昔の名作でも読み直そう。""
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NOVA1以来、立て続けに日本SF作品を読んでいる。
私にとって、ゼロ年代はSFの空白期間でもあるので、これを機にいろいろと読んでみようと思う。
《4/15追記》
やっと読み終わった。途中で休止し、他の本を読んでいたので、思っていたよりもずっと時間がかかってしまった。
内容的にはやはり好みにあうものとあわないものがあったが。
個人的な好みで言えば、半分は当たりで半分はハズレといった感じか。
中でもマルドゥック、エキストラ、ミサイルは面白かった! -
31:既出の作品の番外編、というものも多かったのですが、「マルドゥック・スクランブル“104”」と「おれはミサイル」がとても面白かったです。ひとくくりにSFといってもテイストが異なるものも多く、楽しめました。マルドゥックシリーズが猛烈に読みたい……!
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近年の日本SFは伊藤計劃くらいしか読んでいなかったので、試しに読んでみようと購入。
ラノベ作家が多く取り上げられているけど、最後の解説を読むとその意味もわかる。ゼロ年代とは2000~2009年のことを指すが、SFにおいてこの年は「リアル・フィクション」というトレンドの年代であったと。(SFマガジン 塩澤編集長がしかけてる) つまり本著もリアル・フィクション傑作選と言えると。
かつてサイバーパンクは、人の生活の中に機械=ハードウェアが入ってきた未来を描いているとすれば、リアル・フィクションはソフトウェアが生活に入ってきた未来を描いていて、それはつまり、ゲームやアニメも含むため、ラノベのテーマとして取り上げられやすいと。
ラノベ的な文章はあまり受け付けないため、やや低めの評価だけど、解説含めて「ゼロ年代」を知る上では興味深いアンソロジー。
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マルドゥック・スクランブル ”104”
- マルドゥックシリーズのスピンオフ短編。冲方丁については『天地明察』などを先に読んでいたので、まさかこんなSFを書いていたとは、という驚きが大きい。ド派手アクション系SF。
アンジー・クレーマーにさよならを
- 新城カズマ。ラノベ作家。
エキストラ・ラウンド
- 『ALL YOU NEED IS KILL』の桜坂洋によるゲームSF。ラノベ感。
デイドリーム、鳥のように
- 元長柾木。白昼夢を見る人の話。面白かった。
Atmosphere
- 西島大介。漫画。
アリスの心臓
- 海猫沢めろん。
地には豊穣
- 長谷敏司。擬似神経制御言語ITPの開発者の話。面白い。本編『あなたのための物語』からのスピンオフ短編なので、本編もこの後読んだ。
おれはミサイル
- 星雲賞を受賞作。ミサイル目線の小説でなかなか珍しい。別の短編ではクジラ目線の「海原の用心棒」が「SFマガジン700国内編」に収録されている。著者、秋山瑞人(みずひと)はブルース・スターリングを始めとしたサイバーパンクに影響を受けたラノベ作家とのこと。 -
面白い。特に最後の二本が良かった。
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「おれはミサイル」いいねぇ。秋山瑞人作品に色々手を出したくなった。1番気に入ったのは「地には豊穣」かな。これぞSF。
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『おれはミサイル』が特によい。一番はまらなかったのは、『地には豊穣』か。
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