- 早川書房 (2010年3月5日発売)
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感想 : 81件
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Amazon.co.jp ・本 (224ページ) / ISBN・EAN: 9784150309909
みんなの感想まとめ
独特のSF世界観と魅力的なキャラクターが織りなす物語が展開され、読者を引き込む作品です。特に、ヒロインのラファエルは超次元的な能力を持ち、彼女の存在が物語全体に深い影響を与えています。感応者たちの多様...
感想・レビュー・書評
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『天地明察』や『十二人の死にたい子どもたち』の冲方さんしか知らなかったのですが、もとはSFがメインの作家さんと言うことだったので読んでみました。
代表作の『マルドゥック・スクランブル』は巻数も多いので断念。カバーイラストがラノベっぽくって躊躇しましたが、1冊で完結するので当作を選択。いやラノベでも構わないのですが、、、
前半は耳慣れない用語や固有名詞に戸惑いましたが、慣れてきた後半は読書スピードもアップ。フォースディメンショナー、シュレッディング、超胞体、、、SF初心者ゆえどこまでが一般的なSF用語でどこからが作者のオリジナルなのか判らないのが残念。ヒロインのラファエルが聖女すぎて、ラノベというより昔の少年マンガのようでした。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
「天地明察」とはまた全然違った読み応え。
人間を微細な立方体へと超次元的に砂粒のように切り刻む「混断」、またそれを繋ぎ合わせる「結合」、他人の感情を感受する「緒感」、鏡のように分身を作り出す「同時並在」、未来を見る「予見」…
波打つプラチナブロンドに薄いブルーの瞳、華奢な身体つきの少女 ラファエルはほぼ全ての能力を網羅して、空間や時空さえも操る。相棒は忠実な頼もしいシェパードのヘミングウェイと、人体改造で脅威の回復力を持つ 人間狩人のパット。
感応者たちの持つ能力の説明がややこしくて混乱した。そもそもがっつり文系なんすよ、私は…。でもこの言い回しとか、中2的な格好良さは認める。アニメ化するとこの魅力が活かせそう。
マルドゥックの方を早く読みたい。 -
5月28日購入
俺にとって新人さんの作家さん。
5月31日終読
外国の作品のような雰囲気が感じられた。
硬質でドライ。
甲殻機動隊ポッイ。
イイ作家さんを発見したー! -
SFは苦手だが、そこそこ楽しめた。
でも、やっぱり苦手だという思いは拭えない。
何か疲れるんだよなー。
当分、SFは読まない。 -
『シュピーゲルシリーズ』に通じるものがある「微睡みのセフィロト」。
舞台設定がそうおもわせるのか。パットとラファエルのバディものという点でいうと『マルドゥック・スクランブル』か。
とはいえ、読み終えての印象はやはり『シュピーゲルシリーズ』の原点、というか同じテーマの別世界の物語なのだということかな。
変容してゆく世界と個人。その変化に適用するものも、強制的に適用させられてゆくものも、変化に抗い消えてゆくものも。個人が何かを選び、自分が何かであることを意識し、社会が世界が違うステージへと進んでゆく。
居場所を探す物語、ということになるのか。それを得るために必要なものが、希望や憧れ、許しや覚悟と登場人物それぞれ違うけども、足を止めることを許さない得体の知れない力強さがあると思います。冲方丁の小説には。
解説の方がこの物語だけでなく、他の作品にまで言及しているので、冲方丁が大好きなのは伝わってきました。 -
ページ数はすくないが、中味は物凄い濃い。独特な言い回しや世界観に振り回されてしまった。
途中で何度も読み返したくなる(ならざるをえない)一冊。 -
蔵書整理で手放すので、再び出会い読む日もあるか
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2002年刊の徳間デュアル文庫から復刊。戦争を経て感覚者(サード)と感応者(フォース)が共存する社会。研究者が300億個に混断(シュレッディング)された事件を、捜査官と少女が捜査する。超能力バトルSF。
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微睡みのセフィロト (ハヤカワ文庫JA)
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著者の作品はマルドゥックシリーズしか読んでいなかったので、復刊を機に購入。
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『マルドゥック』や『天地明察』より前に書かれた作品と言うことで納得
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我々のサード世代と、新しい力を手に入れたフォース世代の確執と融和の話。スピード感が半端ない。読後感は爽やか。冲方氏の他の小説も読んでみたい
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超次元的能力を持つ者フォースと持たざる者サードの対立が原因で一度滅びかけた地球を舞台にする近未来ハードボイルドSF。
主人公パットはその戦争で妻子を失った軍人。装置による制御がなければ正気を保てないほどフォースを憎んでいる。改造した肉体を持つ軍人であるパットはフォースを育成する機関から派遣された少女ラファエルとともにある事件の捜査に当たる、というあらすじ。
展開が早く文字数あたりの情報量が多いのでやっと着いていってる感じだったが、読んでいて不思議に状況が見える。迫力のあるサイキックバトルは怖いくらいだ。
父親としてのパットに共感しながら読んだのでラスト少し前パットとある人物の対面シーンでグッときた。
あとがきを読むとこの話は完結しながら他の話のプロットにもなっているらしい。それらも気になる。 -
2015.07.02 読了
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冲方丁の著作を初めて読んだ.もっと早くに読めばよかったと思えるほど,面白かった.
頭のなかで情景を映像化しなから読んでいたけど,どうもパッドはバトーの声で再生される.ラファエルは分からない.
最後の方の,思考ロックを解除されたパッドがラファエルを連れ出すシーンはカッコ良かった.
最終局面の時間操作について,跳躍は「1秒を長くする」という奇妙な表現で理解出来るんだけど,沈むというのは「1秒を短くする」というのでいいのかな?
1秒が一瞬で終わってしまうから,自分の身に何が起こったかが全くわからない,みたいな.
そもそもこの解釈もあってるのだろうか.
中編小説だけあって,とんとんと物語は進む.
読みやすいとも言える.まどろっこしい描写も無く,シンプルなのだ.重厚な世界観ではあるけれど,さほど難しい表現も無い.
他の本も是非読んでみたくなった. -
マルドゥックスクランブルやらその後の冲方作品の「ネタ」が詰まっている感じがする。あっさりと読めて良い作品。まとまっているし。
しかし、これ。シリーズ化しても良いのではないかなぁ~と思う。 -
超越した力点が、仄かに香る。
(以下抜粋)
○私に謝るのではなく、自分に対して謝るのだ、ピエール。
お前は、銃よりも強い(P.60)
○選択する未来への自由さには、現実への耐性が不可欠なんです。(P.72) -
2014/6/15
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