心中天浦島 (ハヤカワ文庫JA)

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  • 早川書房 (2010年4月22日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (384ページ) / ISBN・EAN: 9784150309961

作品紹介・あらすじ

未収録作品1篇を加えた新版・本格SF短篇集。栗本SFの精髄がここに。解説=図子慧

みんなの感想まとめ

懐かしさと新しさが融合した本格SF短篇集で、昭和の魅力が存分に味わえる作品です。収録された短編は、時代を感じさせつつも、作者の独自のこだわりが光る内容で、特にロマンティックな要素が印象的です。読者から...

感想・レビュー・書評

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  • お話の終わりにBGM付けるの、マジで古のオタクだな…。

  • 栗本薫と言えば「グイン・サーガ」、というイメージの人が多いんじゃないかと思いますが、この時代にしてはハードなSF書きでもありました。
    80年代前半の栗本氏の短編を集めた作品集です。タイトルは、文楽でお馴染み「心中天網島」のパスティーシュ。

    が。「心中天網島」をモチーフにしているかと思いきや、内容的にはほとんど関係無し。
    表題作は、「ウラシマ効果」をモチーフにした悲恋もの。心中と言えば心中だし、作品に込められた問題意識は正に直球王道SFそのものなんですけど、うーん、古い・・・(-_-;
    収録されたどの作品も、主題となるアイディアは現代でも十分通用するSF的な問題意識に貫かれたものです。鋭いセンスを感じます。が、何故か全編に独特の「古さ」を感じてしまうのは、後書きで作者自身が言及している通り「ロマンチックさ」を追求したためか?
    鴨の全く個人的な感想ですが、叙情性を追求したSF作品は、古びるスピードが早いような気がします。作品が古びるスピードが早いというよりも、読者である自分が枯れるスピードが早い、ということなのか?ヽ( ´ー`)ノ10代の頃に読んでいたら、たぶん全く異なる印象を得たのではないかと思います。うーん、若いうちに読んでおけばよかったなー。

  • 昭和のSFです。どこかノスタルジックで、でも当時の”SF短編らしくありたい”というこだわりをしっかり感じさせてくれる短編集です。コンピューターのインターフェイスが、さすがに時代がかっているのですがそこはご愛嬌。

  • 昔『グイン・サーガ』を熱烈ファンな友だちから借りて数冊読んだけれど、どうも私にあれは性に合わなかった。それ以来の、本当に久しぶりの栗本薫。『グイン~』とは違って、収録されている7篇すべてが、私好み!棄てがないというか。ロマンティックなSF短編って本当に好きだなあ。いくつかの作品は読んでいて竹宮恵子のSFコミックを連想してしまったけれど。それにしても、作者の後書きを読んで昭和56年には文庫本ってコーヒー一杯分だったんだ!なんと羨ましい!!(しかし今「シャールくん」なんて分かるのかしらん)

  • 珠玉、とか帯みたいなこと書くの嫌いだけど、全部が全部面白い!
    栗本先生最高です!
    新装版には、初収録の、あんまり栗本先生らしくない短編も入っててお得な感じ。
    これぞ、SF。

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著者プロフィール

東京都生まれ。早大卒。江戸川乱歩賞、吉川英治文学新人賞受賞。中島梓の筆名で群像新人賞受賞。『魔界水滸伝』『グイン・サーガ』等著書多数。ミュージカルの脚本・演出等、各方面でも活躍。

「2019年 『キャバレー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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