…絶句〈下〉 (ハヤカワ文庫JA)

著者 :
  • 早川書房
4.03
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本棚登録 : 307
感想 : 24
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  • Amazon.co.jp ・本 (455ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784150310127

感想・レビュー・書評

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  • 上巻から(かなり)間を開けて読みましたが。
    いやーやっぱ好きですわ。新井素子ですわ。
    もとちゃん記憶喪失するしさー(新井さん最後の方この設定忘れかけてたよね笑)なんかこすもすとあもーるは死ぬしさー(泣)いや確かにこの二人目立ってなかったけれども!と、ふざけテンションでいたら名言続出胸苦しいなんていうシーンもあったり。
    冒険だったナァ。なんていうか、一度はこういうこと体験してみたいっていうか、夢だよね〜
    久しぶりに小説を夢中で読めて楽しかった。やっぱ
    新井素子ですわ。

  • 上下巻で結構な分量のある小説ですが、相変わらず一気に読めてしまいます。80年代SFの雰囲気を色濃く持っている作品ではありますが、決して色あせてはいないと感じましたね。
    今だったらこの話もアニメ化できるんじゃなかろうか。CGを使えば、あの大量の猫たちも描ききれるはず。。。

  • もう上巻と下巻がどこで区切られてるのかも忘れたけど、自分にとっては、この人の作品は他者が一切出てこないと感じる。子どもの頃にこういう閉じた作品に出会えてよかった。

  • 異質のいーさんが
    脳内は「フリーザさま」になって
    読み進めてしまった...

    妙興寺ブックオフにて購入

  • この本が書かれたのはかなり前のようだけど、時代を感じさせない部分が結構あって、新井素子のすごさを感じました。

    キャラクター達もみんな魅力的でよかった!

  • 脳内会議の様な内容が多くて内容も重複していて読みにくいです

  • 懐かしいよー。拓ちゃんがらみのエピは結構覚えてた。やっぱ印象強かったんだな。このメタ構造含めたハチャメチャ感、キャラの個性、勢い、思想の青さまで含めて、子供の私には魅力的だったのを思い出す。初期素子さん作品を客観的に読むのは無理だな……。

  • わたし、「新井素子」は小説を書いていたらなにか白い空間でぼそぼそ言っている人がいて、気が付いたら「彼ら」がそこにいた!
    旧作の新装版(ショート二本付き)私は中学生から高校生の頃は、新井素子にどっぷり漬かって育ち、影響もかなり受けていました。この作品は新井素子ワールドをそれこそ物語にしてしまった!というようなもので、元々新井素子さんの物語は、人物ひとりひとりが新井素子っぽいなーというところがあるのを、世界全体にほんとうに広げてしまったようなところが、ファンにはたまらない作品でした。「新井素子」の部屋という小さな部屋から、どんどん世界が「新井素子」に侵食されていき、「革命」にまで持ち上がっていくのをあぜんとみていくしかないです。
    読み始めたら夢中になってずーっと読んでしまいました。基本的には、しあわせな世界の中でのやるせない出来事、そんな新井素子さんの世界がこの話には集約されていると思います。書き下ろしのショートは、……まだこの言葉づかいでかけるのか!と驚きました。あ、表紙は吾妻さんのままがよかったなー。少女マンガ風も違うと思うし、なかなか難しいっすね。

  • うん、普通に楽しく読めるお話。でもちょっと考えさせられるところもあって…
    小学生か中学生の頃に読みたかったな~

  • 新井素子作品20年ぶりに再読。20年ぶりでも、やっぱりおもしろかった! そういう作品はめったにない。新井作品のなかでもイチオシ。 

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著者プロフィール

1977年「わたしの中の・・・・・・」が奇想天外新人賞佳作に入賞し、デビュー。以後『いつか猫になる日まで』『結婚物語』『ひとめあなたに・・・』『おしまいの日』などを発表。1999年に発表した『チグリスとユーフラテス』が第20回日本SF大賞を受賞。

「2022年 『絶対猫から動かない 下』 で使われていた紹介文から引用しています。」

新井素子の作品

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