- Amazon.co.jp ・本 (431ページ)
- / ISBN・EAN: 9784150310257
感想・レビュー・書評
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分かりやすいハードボイルド。
常に行動から描写し、後に心理が続きます。
ただただ無骨にまっすぐに、不器用な雰囲気が男だね。 -
若き日の俺さんの物語。既に俺さん時代が過去のものなんで更に過去と言われてもそれほど違いは感じない感じ。
詳しい人はフィリピーナのダンサーが襲来した時期というのはひとつのトピックなのかもしれないけどね。
同じく若き日の高田や桐原との絡みなどそれなりに面白かったけどそれ止まりなんでまぁ★は3つというところで。
ちなみにジャンルはミステリーではなく青春ということで。 -
2015.1.15-4
ミツオは桐原だったのね。そして桜庭。なるほど。 -
図書館で。シリーズモノの最初のお話。
嫌なことはやらないで生きていけるならそれはそれで良いのかな?それにしてもフェ・マリーが何で彼に近づいたのかそれがわからない。
そして岡本さんはかっこいい。必要な時は諌めることができる大人ってカッコイイな。
いつものお話とは違い登場人物たちの紹介、というか馴れ初めと日常という話なのでなんとなく始まってなんとなく終わってしまった、という雰囲気でした。
それにしてもこの主人公苦手なタイプなんだよな。でもなんとなく読んでしまう(笑) -
大学生だった<俺>は、授業にもろくに出席せずに昼間から酒を飲む生活を送っていた。
ひょんなことから出会ったフィリピン女性フェ・マリーンと恋に落ち、アパートの立ち退き騒動から、飲み屋で顔を合わせていたミツオと対立することに。
若き日の<俺>、高田、桐原の物語。
2014年11月9日読了。
いきなり大学生だったのでちょっと驚きましたが、桐原との腐れ縁の始まりが描かれていて、なかなか面白かったです。 -
「俺」が探偵というか便利屋になる前のお話
20代の「俺」はとても青い。
可愛いなぁ~
「俺」にもこんな時があったかぁ
誰もが最初から大人であったわけではないのだ。
お酒の飲み方も、遊び方も、だらしなさも
まだ、少し迷いがあって
でも、確かに「俺」の土台だなぁ。
と、思わせる。
高田氏・・も可愛いぃ。 -
『探偵はバーにいる』以前の大学生だった頃の“俺”の切ない恋の話。
大学生の俺は『ススキノ、ハーフボイルド』の省吾よりは少し大人。でもまだまだ“半端者”。
とは言え“俺”という人物の根っこの部分はこの頃から既に出来上がっています。
最後の展開がちょっと唐突で全体的に中途半端な印象が…。でもシリーズに親しんでる読者ならそれなりに楽しめると思います。私は楽しんでしまいました。 -
若かりし頃の俺。無鉄砲で怖いもの知らずで考え無し。当然危ないめにも会うが、まだまともな喧嘩の仕方もわからないので常にやられっぱ(笑)タイトル通り何もかも半端。
でも半端だからこそできることもある。
青臭い時代のほろ苦い経験や無茶な行動で培った経験が俺を作っているのは確かなんだよな。
さて、ススキノ探偵シリーズ後1作。
なんとか読み切れそうだな。