- Amazon.co.jp ・本 (429ページ)
- / ISBN・EAN: 9784150310363
感想・レビュー・書評
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初敏司。ネットにて面白そうだったので、購入。第30回日本SF大賞候補。人間とは何か。死。テーマが深遠過ぎて…作者ホント凄いなぁ。《wanna be》のサマンサへの想い——。最後は辛かった。作中“何故、物語を読むのか?”という考察がなされているが、これからじっくりと考えたい。
最後に、何より自分の健康が一番大事なんだと改めて感じた。素晴らしい作品でした^^ 星五つ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
死に直面した女性の心理状態が延々書いてある。
wanna beや周りの人とのふれあいで心理状態が変化していくところが書かれているかとおもいきや、あまり会話からそういう変化は見られず、説明文のように心理変化が書かれていて、感情移入がしにくかった。なのでのめり込んで読むこともできず。読むのがキツかった。
死に直面した人間の状態はよくかけてるんではないかとは思う。 -
#あなたのための物語 #読了
今日、AIが生活を便利にしているけれど、人間の感情と肉体をAIが真に理解する日はこないだろうなと思った。
だからこそ人間は人間らしく生きることが大事だ。
#長谷敏司
#早川書房
#読書 -
うーん、面白いは面白いのだけれど、どうしても理屈が先に立つというか、その理屈がややくどくて物語に入り込めない
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死と向き合い、人間が尊厳を凌辱され続け
最期に全てを失ってしまう物語
サマンサ程何かを成してはいないが境遇として重ねてしまう人は現代社会には多いんじゃないだろうか -
文章中に出てくる表現が詩的というか、比喩表現がいっぱいあって、あんまり目にしないものだけど、どれも素敵だなと思える。
人間って、なにか他の生物とは違うものを感じてしまうけど、この本を読めばそんなに大したもんじゃないってサマンサ同様思えてくる。
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アンドロイドと死生観と愛の話
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終始重苦しく、簡易な内容でもなかったのに、夢中になってしまった。