約束の方舟 (上) (ハヤカワ文庫JA)

著者 :
  • 早川書房
4.10
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  • (1)
  • (1)
本棚登録 : 219
レビュー : 17
  • Amazon.co.jp ・本 (396ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784150310400

感想・レビュー・書評

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  • 最初はテルが苦手だったんですけど、告白するあたりで好きになりました。
    と思ったら死んでしまってすごく悲しかったです

  •  「でもね、きっとそれは嬉しいことなんじゃないかって。」


    100年の時を渡る多世代型恒星間移民船。
    突然現れた、バガーと呼ばれるゼリー状異星知的生命との戦争と和睦から15年。

    戦争で区画の7割が破棄され、人口は6分の1に、宇宙服は数着しかなくなってしまった社会で、
    唯一、宇宙服の代わりとなったのが、戦争相手の異星生命バガーだった。
    戦争を経験した大人たちはバガーを嫌悪、恐怖するが、
    戦争を知らない子供たちは、バガーをかけがえのない友人として、真の共生社会を目指す…という箱庭SF。


    恒星間移民船モノは大好きです。
    広大な宇宙に乗り出して行く未知への挑戦な感じとか、
    それでいて孤立無援でさみしい感じとか、
    あと悲愴感とか。
    限られた物資、閉じられた空間のなかで工夫があったりするのも好き。
    時には出発時の技術を失伝して、ロストテクノロジーとして掘り出したりするのもワクワクします。


    主人公は少年少女で、ライトノベルというよりはジュブナイルSFな風味があります。
    天才の女の子を追いかける秀才の男の子の構図が、どことなく「サマー/タイム/トラベラー」の雰囲気。

    異形の他星生命で、バガーってのは、ベガー@「エンダーのゲーム」を思い出しちゃうけど関係あるのかな?
    シンクして船内を飛び回る感じも、エンダーの訓練シーンを想起させるようなところがあります。


    読んでから気づきましたが、「クジラのソラ」の著者だったのですね。
    他の本も読みたくなりました。

    新天地到着まで、あと3年。
    後編が楽しみです。

  • 感想は下巻で

  • 移民船では長い時が過ぎ、かつては異生物「ベガー」との戦いも経て、数少ない生き残りが今を生きている。12歳の少年シンゴと少女テルは、二人とも「ベガー」との共生生活を楽しんでいたが、戦争時代の傷が癒えない大人たちは拒否反応を隠せなかった。そんな状況でも、「ベガー」との共生がなければ、今の僕たちはいきていけないし、何よりも「ベガー」を愛しているぼくらのとった道は……。瀬尾つかささんが、早川文庫から出したYA+SF。
    な に こ れ ち ょ ー 面 白 い。何で読んでなかったんだ……というくらい私の好みだった。少年と少女の希望と絶望。明るい未来の後ろに隠れた過去と真実。小川一水さんもだけど、「新世界より(上) (講談社文庫)」がかなり雰囲気近いかも。冒険あり、少年少女あり、人外あり、辛い展開あり。かしこい女の子や天然な女の子がせいいっぱい生きているのも好ましい。SFって、「常識が常識でない世界」をまるっと見せてくれるから好きです。下巻が楽しみです。

  • 100年の旅を続ける恒星間の宇宙船に突如出現したゼリー状の生命体ベガー。
    そのベガーとの戦争と和解。
    嫌悪するものと深い絆を求めるもの。
    陰謀と友愛が交錯する新世代SF大作。

    物語の構成や展開は物凄く引き込まれるところはありますね。
    下巻とセットでの作品なだけに続きは気になる所ではあるのだけど、自分は「このラノ」でこの作品を知ったんでラノベ独特の軽さをどうしても求めてしまう。
    そうするとちょっと…。
    SFの作品が好きな人にはオススメできると思いますよ!

  • サクサク読めるし、内容的にもなかなか面白い。
    12歳から始まる物語で、この上巻では15歳の途中まで。

    なかなか続きが気になる形で終わる。

  • 人類の友となるゼリー状生命体とか、100年にわたる旅を続ける移民宇宙船とか、そういうモチーフだけでもごはん三杯食べられます。美味しゅうございました。

  • 感想は下巻で。

  • 【友人のおススメ本】
    上下合わせて一気読み。
    SF定番の宇宙航海中に形成された社会での話。

    ヘヴィなテーマを取り扱いつつも、物語自体はドキドキノンストップでサラサラ読ませてくれる。

    挿絵が一切ないのも好印象。

    読後感はすっきり。
    文句なし☆5

  • 宇宙船という閉鎖空間の中、謎のゼリーのような生命体ベガーと人間の関係、大人と子供でのベガーへの印象の違いが緊迫感を出しておりすごくハラハラしながら読めた。

    大人の絶対数が少ない影響で子供が中心にならないと行けないという設定が面白い。

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著者プロフィール

第十七回富士見ファンタジア長編小説大賞審査員賞受賞。『琥珀の心臓』でデビュー

「2020年 『監獄勇者のやり直し2 貶められた最強の英雄は500年後の世界を自由に生きる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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